とげ男の毎日

トゲオアガマ好きの爬虫類日記です。

このブログに登場する、ヘビ以外の数少ない生物がサルバトールモニターです。
逆に言えば、私の溢れるトカゲ愛はサルバトールモニターの彼らへのみ注がれていることになります。
 
小さい王様サルバトールモニターは、こんな感じです。

登りたいー
サルバトールモニター「登りたい」
 
のぞきたいー
サルバトールモニター「のぞきたい」
 (ちなみにこの茶色い物体は猫が勝手に爪とぎをして傷んでしまった断熱材です。)

 何もないな
サルバトールモニター「何もないな」
 
 もぐりたいけどもぐれなさそう
潜りたいけど潜れなさそう
 
ウォォォォー
 (!?)
サルバトールモニター「ウォォォォー」
ちなみに、足元の蛍光灯にはプラスチックの透明カバーがかかっています。
周りに飛び散っているのはすべて猫の爪とぎゴミです。 

 デヤァァァァァ
(???)
サルバトールモニター「デヤァァァァ」
 
 ガーッ
サルバトールモニター「ガーッ」

いくぜ!! 
 サルバトールモニター「いくぜ!」

デリャァァァァ
サルバトールモニター「デリャァァァァ」


足元がつるつるのプラスチックのため全く登れず、
最後の2枚をものすごい勢いでエンドレスリピートになります。

こういう動きには脳内中毒性があるのか、
衰えない勢いでこれを5分間 続けていたりします。
部屋には爪がプラスチックを削るガガガガガガというすさまじい音が響き渡ります。

ランナーズハイの中毒性みたいなものなのでしょうか。

登れないことがわかっていないだけ、という可能性もありますが、
彼らは意外と足元の安全確認などには余念がありませんので、
この動き自体を楽しんでいるんだろうと思います。

もちろん、よい運動になります。

一方、サルバトールモニターのアルビノ姫は・・・

うんどうきらい
サルバトールモニターのアルビノ姫「うんどうきらい」
 

2014年の10月、茶色のパシフィックグランドボアを購入しました。

元々ピンクベージュの個体が欲しかったのですが、 
そちらは全く餌付いていないということで断念しました。

また、茶色の方は腹部の膨らみから持ち腹個体かもしれないという話になり、
茶色の個体を連れて帰ることにしました。

そこから2か月程経ったころでしょうか、
店員さん:「最近はピンクベージュの個体もアシスト給餌でぼちぼち食べてます。
      持ち腹個体はどうなりました? 」
私:「あーいえ、全然変化がありません。」
店員さん:「そうですかー。」 

その年の12月、衝撃を受けました。
ピンクベージュの個体が3匹仔を産んだというのです。

Bob Clark氏の著書では、
「持ち腹個体が時に出産する。
出産前はしばしばほとんど餌を摂らなくなる。
産まれてきた胎仔も小さすぎてうまく育たないことが多い。」
とありました。

ピンクベージュの個体の食欲低下は、
出産の前触れだったのです。

ただ、生存して産まれてきたのは3匹のみで、
あとは死産だったということでした。
流産の胎仔が残存するとしばしば(ヒトなら)重篤な症状を呈します。

ピンクベージュの個体は幸いなことに出産を乗り越え、
新しい飼い主募集中ということでした。

産まれてきた新生個体たちも私の予想より大きく、
餌付け中のようです。

一方、我が家のパシフィックグランドボアは元気に餌を食べ、
きちんと排便、排尿しており健やかそのものです。

 この重厚さです
パシフィックグランドボア、全身の重厚さ

腹部の模様も得も言われぬ様相を呈しており、
またごわつき、ざらつく感覚も腹板の力強さを感じさせます。
 パシフィックグランドボア、腹板
(手の傷はサルバトールモニターにやられたものです。)

顔も、乾燥で粉を吹いてしまっていますが、
カンドイア属の一員の上品な顔立ちです。
パシフィックグランドボア、横顔
 
ちなみに、パシフィックグランドボアはカンドイア属の中でも最大種らしいです。
確かにこの重量感は、他のカンドイアとは一線を画します。

購入当初よりぐっと太さが増してきており、
「もしかしてこの中に元気な胎仔がたくさんいるのかも・・!」
と私は未だ夢を捨てていません。 

キミカブラック、ノーマルタイプのアルバーティスパイソンがさかんに吻端を床に押し付け、
くしゃみを頻回にしていました。
1分に1回程度、かなりの頻度です。

最初は呼吸器疾患を疑いました。
文献によれば、時に分泌物を周囲に擦りつける行動も見られるそうです。
が、分泌物らしいものは見当たらず、
むしろ体の脱皮が近いサインの方が目立っていました。

とりあえず、脱皮に関しては出来ていないようだから、
最初に目に付いたトラブル、脱皮に対処することにしました。
温水に漬けてしばらく様子を見るか・・・と思いました。

30分後、トラブルの元が明らかになりました。

脱皮殻が鼻孔周辺に浮き上がり、それが刺激になって
頻回なくしゃみをしていたのです。
吻端をさかんに床に擦りつけていたのも、
そこから脱皮しようとしていたのだとわかりました。

ゆっくり、数回に分け温水に漬け、体中の脱皮殻を丁寧に取り除きました。

ありがたいことにキミカブラックの中でも大人しい方のノーマルタイプでしたので、
1回軽くアタックされただけで済みました。

頭部は特に慎重に剥きました。
3度ほど温水に漬け直したかと思います。
ピット器官周囲の凹凸の多い箇所、眼球、下顎など剥くのに手間を要し、
時にピンセットも使用して剥き残し、あるいは逆に損傷のないよう
丁寧に 作業しました。

頭部の脱皮殻が外れた時、
「!!!」
と思いました。

そこには頭部全体に架かる大きな虹そのものがありました。

レインボーボアはもちろん虹色です。
鱗が一つ一つプリズムのように光り、
全体に柔らかい光を発します。

が、アルバーティスパイソンの頭部は硬質であり、
そこに虹が架かるともはや神懸かって見えました。

側腹部から腹部に掛けてもプリズムのように光っていました。

 「私はヘビ属の雄、アルバーティスパイソンだ。
何物にも決して屈しない。」
アルバーティスパイソン、頭部の輝き
 頭部が虹色に光っているのが見えるかと思います。
写真では小さくしか写りませんが、実際は全体が光っています。
そして、この睨めるが如き目力が見るものを圧倒します。

側腹部も虹が架かっています。
 アルバーティスパイソン、側腹部の輝き

輝く鱗の小さな傷も、ワイルド個体ならではの「何物にも屈せず、闘ってきた証」そのものです。
アルバーティスパイソン、ワイルドの証

・・・今日もまた、アルバーティスパイソンの記事を書いてしまいました。 

昨日モルカンパイソンが脱皮していました。
「脱皮の度に色が揚がる」と店長さんからお聞きしていたので、
「楽しみだなあ」とワクワクしていました。

一応要らぬ心配で床材を濡らし、脱皮不全にならないようにしておきました。

あ、これ剥けた皮がネコバスの口みたいになってていいです
 ネコバスの如きモルカンパイソン

脱皮後です
脱皮していない段階でも少しずつ黄色が滲みだしていると感じていたのですが、
まさかここまでの変貌を遂げるとは・・・!

2014年12月14日の姿です
モルカンパイソン、2014年12月14日の姿です

脱皮後の姿です・・・!
モルカンパイソン、脱皮後の姿

 
すさまじく黄色くなっています。
眼差しも少しずつ大人っぽくなってきました。

何ですか
モルカンパイソン「何ですか」

あんまりジロジロ見ないでください
モルカンパイソン「見ないで」

重ねて言いますが、見ないでください
モルカンパイソン、見ないでってば


 現在のところ、最初に咬まれた時を除き、
ハンドリングも問題なくできています。 

触り心地は脱皮直後というのもあったかもしれませんが、
セントラルパイソンに近いモチモチした感じでした。

「ゴールド」の名を冠するに相応しい美しさに育ってくれることを期待します・・・!

以前の記事で、グリーンパイソンの脱皮不全が重なって
上顎の歯肉が露出していた件はご報告させていただきました。

また、獣医さんの指導により、もう少し大きな入れ物に入れ、
しっかり湿度を保てるようにした方がよいとのことで
それも実行しました。

口の問題から、十分な水分摂取もできていなかったようで、
脱皮の問題に加えて皮膚のハリ感が乏しいことから脱水も指摘されました。

そして、すっかり摂餌もできるようになり喜んでいたところ
・・・・
片目の半分アイキャップを発見しました。

また脱皮不全・・・

また、お湯でふやかして脱皮殻を剥きました。

どうも全身性に脱皮不全だったようで、
頭部を含む身体全体の脱皮殻を剥きました。

いつになったら自分で脱皮してくれるのでしょう。

入れ物を大きくしました
グリーンパイソンの入れ物


脱皮不全さえなければ問題なさそうなんですし、
剥くこと自体は面倒でも何でもないんですが・・・ 
グリーンパイソン、綺麗になりました
 多分リラックスポーズです。
皮膚の皺感もしっかり広がって水分も十分取れているようです。

それにしても美しいヘビです。
ここからどう緑色になっていくのか、楽しみです。 

引き続き、パプアンと流木のその後をお伝えしたいと思います。

何か気分が(流木に)乗ってきた
パプアンと流木その1
 
結構いいんじゃないか、これ
パプアンと流木その2
 
ニヤニヤ
パプアンと流木その3
 
ウヒヒ
パプアンと流木その4
 
流木での俺の格好いい立ち位置はどれだ
パプアンと流木その5
 
これか?
パプアンと流木その6
 
あのカメラ野郎がいて集中できねえ
パプアンと流木その7
 
あいつ、俺のこと「格好いいいい」とか言ってやんの
パプアンと流木その8
 
バーカ、俺はいつでも格好いいんだよ
パプアンと流木その9
 
お、何かツリーボアの奴らみたいな形になってきた
パプアンと流木その10
 
 どうせまた「格好いい」とか言ってんだろ
パプアンと流木その11
 
 「あーまじで格好いいっす、兄貴ィ!!」
パプアンと流木その12
 
バァカ、敬称が違うんだよ!
俺のこと王様って呼べよ!!
「わかりました、兄貴ィ!」
王様っつってんだろ!!
 パプアンと流木その13

ちゃんと俺様の繊細な鱗の輝きも撮っておけよ
パプアンと流木その14
 
いいか、お前ら、今日からここは俺の玉座だぜ!
パプアンと流木その15
 
我が家には王様が多過ぎです。 

今日は、脱皮したてのパプアンパイソンに流木をプレゼントしました。
爬虫類ショップの店長さんから譲っていただいた、
非常に格好いい流木です。

何なんだよこれ
パプアンパイソンと流木1
 
ふーん穴のスペースがあるな
パプアンパイソンと流木2
 
 この穴はまあまあだな
パプアンパイソンと流木3
 
ちょっと上も探ってみるか
パプアンパイソンと流木4


 
まずは匂いで探るぞ
パプアンパイソンと流木5

ちょっと登ってみるか
 パプアンパイソンと流木6

ふーん
 パプアンパイソンと流木7

この出っ張りは何だ
パプアンパイソンと流木8
 
ちょっと偵察してくる
パプアンパイソンと流木9
 
まあ、結局ここだろ
 パプアンパイソンと流木10

段々カメラ野郎が遠ざかっている
パプアンパイソンと流木11
 
全貌
パプアンパイソンと流木12 
パプアンパイソンと流木、イカしてます。

あ、飽きた
 パプアンパイソン飽きました

ヘビの私が好きなポーズには主に2つあります。

一つは、咬蛇姿勢を取った時。

ただ、咬蛇姿勢から一気に攻撃に転じることもあるので、
単焦点レンズを使用するために相手方に踏み込んでいる私は
いつも一歩退くことを考えなくてはいけません。 
単焦点レンズ一枚隔ててヘビと対峙する、
焦点を目に合わせる、
シャッターを切る、この緊張感が好きです。

二つ目は、食餌中。

自分の頭の幅と同じかそれ以上のものを咥え、
少しずつゆっくりと呑み込んでいく彼らの姿は貪欲で美しく、
また全身をゆっくり隈なく眺めるチャンスです。

今日はインランドカーペットパイソンの食餌中の姿をご紹介させていただきたいと思います。

置き餌にゆっくり近づきます
インランドカーペットパイソン、食餌中1
 
餌に巻き付きます 
インランドカーペットパイソン、食餌2
 
 ゆっくりと獲物の吻端を探します
 インランドカーペットパイソン、食餌中3

呑み込み始めました
インランドカーペットパイソン食餌中4
 
どんどん呑んでいきます
インランドカーペットパイソン食餌中5
 
 さらに呑み込んでいきます
下顎の牙の一部がちらりと見えています
 インランドカーペットパイソン食餌中6

もう少しです
インランドカーペットパイソン食餌中7
 
最終章です
インランドカーペットパイソン、食餌最終章
 
下顎の形を直します
インランドカーペットパイソン、顔の形を直します
 
また、白さの目立つ側腹部の模様もこの一連の動きの中だとわかりやすいので、
ぜひもう一度そういう眼でご覧になってみてください。

普段の姿です 
インランドカーペットパイソン、普段の姿です
 

モルカンパイソンが順調な成長、発色を見せてくれています。

脱皮の都度、黄色味が揚がってくるのかと思っていましたが、
そうでもなくグリーンパイソンなどと同じで少しずつ色が揚がってきているようです。

頭頸部~体幹前半と尾部とで大きく色も模様も異なっているのがわかります。
 モルカンパイソン色の違い

頭部より腹部の方がやや色が濃いでしょうか。
モルカンパイソン頭部から腹部へかけて
 
側腹部です。
腹側から背側へ美しい模様とグラデーションが描かれます。
モルカンパイソン側腹部
 
横顔はこんな感じです。
モルカンパイソン横顔
 
少し大人の顔になってきました。。

以前、2014年12月17日との比較写真です。
現在色はもっと黄色味を帯びてきています。
2014年12月17日のモルカンパイソン


基本的にヘビの嫌がることをしなければ咬まれることはありません。
あくまでヘビの動きに合わせて、必要時はさりげなく移動の力を添える、
今までになく慎重な、かつ力の入っていないハンドリングを心がけています。
ベストなハンドリングパフォーマンスが要求され、
「学びだな」と思います。
実際、最初のうちは不用意に手を動かして咬まれたりもしました。

幼少期なのでこれからも丁寧なハンドリングを続けていけば
成長しても触らせてくれるようになるかもしれません。
「ゴールデンパイソン」、
そんな名前でハンドリング写真をお見せできる日を夢見ています。 

「オビハスカイに咬まれたぐらいで記事になるのだろうか」、
と思っていらっしゃる方も多いと思います。

確かにオビハスカイは小さなヘビです。
が、咬む時の歯は鋭く、
(おそらくカエルを呑む時に膨らんだカエルに穴を開ける、ハブモドキのようなものではないでしょうか)
刺さるとかなり痛みを感じます。

が、危険なのはそれだけではありません。

彼らは一度喰い付くとチョボチョボ水をかけたぐらいでは全くひるまず、
さらに咬む力を強めてきます。

さすがに水道水でジャーーーとすると離してくれますが。

しかし、さらに本当に危険なのはそれではありません。

おそらく、少なくとも私の体内においては、
抗原性の高い唾液によって局所的に激しいアレルギー反応を生じます。
私の調べた限りでは「後牙類」あるいは「毒がある」という記述はありませんでしたので、
抗原性の問題だと思います。
(抗原性は、アレルギー反応の起こしやすさのようなものです。)

アナフィラキシーショックという言葉をお聞きになったことはあるでしょうか。
それは「蜂に刺された1回目より2回目の方が危険」という話に通じます。

人間の体は免疫反応という形で外部から守られています。
体の中に入ってきた異物や微生物に対して、
それを「抗原」とみなし、抗原を倒すための「抗体」が作られます。

が、一度抗原に対し免疫的な反応が発生して抗体を作るようになると
(これを「感作(かんさ)」と呼びます)、
次に同じ抗原に出会った時には
爆発的な量の抗体、およびそれに関連する物質を作るようになることがあります。

全身が紅潮し、呼吸困難、血圧低下などの症状を呈し、
命に関わることもままあります。
本来体を守るための免疫システムが過剰に働いてしまう状態であり、
これがアナフィラキシーショックです。

アレルギーといったらくしゃみ、鼻水などを思い浮かべられると思いますが、
あれの激烈なものが指に起こったと想像なさってみてください。

咬まれて5分程度の時間が経った頃でしょうか。
指は真っ赤に腫れ上がり、腫れ上がった結果じんじんと痺れてきて、
関節を動かすこともままならなくなりました。
指がパツンパツンに腫脹し、関節が広がっているため、
茹でたてソーセージのようです。

それまでの経過を平たくご説明すると、脱皮不全の処置をしようとして2回咬まれました。
左手の親指と右手の薬指です。
このうち左手の親指は処置が遅れたため、より強く腫れ上がりました。 
 
オビハスカイのオス、脱皮不全です。
オビハスカイのオス、脱皮不全

よく見ると、ウエット部分として使っていた水苔がすでに乾いてしまっています。

左手親指です。
手元にあった水をかけたので滲んでいる部分も多いですが、
周囲にまたベチョベチョ血液が付いてしまいました。
オビハスカイに咬まれた左手親指

右手薬指です。
咬傷部分は腫れ上がり血流も乏しくなって、
白く浮き上がって見えます。
オビハスカイに咬まれた右手薬指

オビハスカイ、処置後です。
処置後のオビハスカイです

せめて、フードを見せてください
オビハスカイのフードを広げた状態です

 昨日の飼育スタイルに追加として、もっとはっきりとした
ウエットボックスが必要なのかもしれません。

あとは、今回は1回目の抗原曝露で、
次に咬まれた時に本当にアナフィラキシーショックを起こすかもしれません。

今後咬まれないように十分に注意することと、
万が一の時の「エピペン」の常備を考慮します。

(「エピペン」:アドレナリンを含んでおり、
ハチ毒などでアナフィラキシーショックを起こす可能性が高い患者さんに対して
処方される薬です。
医療機関へ搬送するまでの繋ぎとなります。)

このページのトップヘ