とげ男の毎日

トゲオアガマ好きの爬虫類日記です。

カエル喰いの「変態ヘビ」として知られるオビハスカイが
私の家にやってきて1週間近く経とうとしています。

カエル喰いとのことですが、
まず餌が悩みどころでした。 

トノサマガエル、ダルマガエルなどは好んで食べるようなのですが、
水棲、樹上性のカエルには何の興味も示さないという話も聞きました。

生体をキープしていたショップに餌は何を使っていたかをお聞きしたところ、
「僕が春に自分で捕獲したトノサマガエルを冷凍したもの」とのことでした。
この時期、それは厳しい・・・。

ということで通販でも比較的手に入りやすい
ツメガエルとウキガエルを試してみることにしました。
どちらも地上性ではありませんが。
活餌をキープするのなら、「餌の餌」もいるだろうということで、
レッドローチのピンヘッドサイズも注文しました。

まずツメガエルを購入して試しましたが、全く反応なし。
顔の横でピョンピョンしていても意に介する様子もありません。
ナミヘビで目はいいはずなので、
「食べるに不向きなカエル」として認識されたのでしょう。

では、次のウキガエルです。
これは何故かヒットしたらしく、
丸一日の間にオビハスカイ2匹ともカエル3匹を食べきっていました。 
ヤシガラや水苔の影に隠れている可能性は否定できませんが・・・。

幸い、変態ヘビのお口に合う餌を見つけることができました。
同じカエル喰いでも、水棲のカエルにのみ反応するもの、
樹上性にのみ反応する場合などいろいろあるでしょうし、
個体の嗜好もあるかもしれません。

正直、「長期飼育という以前に餌付かないんじゃ・・・」という不安を抱えていましたが、
何とかこの問題はクリアできたようです。

メスです。
以前、手触りをスベスベなどと表現しましたが、
これはもはや絹の手触りです。
オビハスカイメス、絹の手触り

一方のオスです。
光の当たり方で、青紫にもグレーにも見える、
非常に独特な色です。
 オビハスカイオス、美しい色彩
これが、特徴的な「フードを広げる」という威嚇行動です。
オビハスカイオス、示威行動 

先日、コーンスネーク「オーキッド」を迎えたのをきっかけに、
さらに他の美しい種類も見てみたいと思うようになりました。

ただ、美しいモルフを集めていくのも楽しいでしょうが、
美しいモルフを自分の手元で作り出してみたいと思うようにもなりました。

その中で目を引いたのが、モルフ「バブルガム」です。

スノーは本来色彩は出ません。
が、本来出ない色彩を発色したスノーの個体を、
選別交配を重ねていった結果のモルフです。 

これなら、良い結果が出た仔をさらに別の血統の良い仔と掛け合わせて、
ずっと美しさを追求し続けるということが(理屈の上では)可能です。

新しいモルフを作出することも楽しいと思います。
ただ、著名な育種家の小林森治氏が生涯「青いバラ」を追い求め続け、
晩年に「ターン・ブルー」という美しいバラを遺したという話を以前目にして、
そういう「特別な美への拘り」というものへの憧れもあります。

無論、私はまだヘビの魅力の入り口に立ったばかりですから、
また段々興味が逸れていったりもするかもしれませんが。

余談ですが、品種改良のもと作られた青いバラの中では、
私は「ターン・ブルー」が一番美しいと思っています。

話が大いに逸れましたが、コーンスネークは初心者にも比較的簡単に繁殖ができるようですし、
挑戦してみたいと思いました。

色は鮮やかなピンクと蛍光色のグリーンの組み合わせで、ファンシーですが、
繊細で品の良さを感じさせます。
なかなか人気もあるようです。

 が、バブルガム自体美しく発色しているものとスノーとほとんど変わらないものとで、
かなり品質にばらつきがあるようです。

今回、オーキッドを購入した店舗で
「バブルガムを追求し続けて十数年」というこだわりのブリーダーさんから毎年入荷しているという
優良個体を入手することができました。

オスです。
透明感のある部分が成長に伴いもっとくっきりとしたグリーンへ変わっていきます。

コーンスネーク「バブルガム」、メスです

 メスです。
グリーンのブロッチの発色はまだまだこれからでしょうか。
mini_IMG_3378
 
 コーンスネーク、というよりヘビ世界は限りなく奥深いです。

キミカブラックというインボイスネームながら、
通常の濃い小豆色のものとは異なり体色がシルバーのちょっと変わったアルバーティスパイソン。 

通常のキミカブラックのアルバーティスパイソン自体さほど流通量はありませんが、
その中でもシルバーの体色のものはほとんどいなかったようです。

以前から、このアルバーティスパイソンを購入した際店長さんに
「ぜひ同じ体色のオスもお願いします」とお伝えしてありました。

日本にその存在もほとんど知られていない
美しいシルバーアルバーティスパイソンの仔たちを
ぜひ見てみたかったのです。

なかなかその時はやって来ず・・・
そして、本人の予想以上の激しい凶暴ぶりにやや手を焼いていたので、
いろんな意味でお婿さんは諦めかけていました。 

が、昨日店長さんからお電話を戴きました。
シルバーの体色のオスがついに見つかったとのことです。

今週末、お婿さんをお迎えに行きます。

何なの(キレ気味)
キレ気味アルバーティスパイソン
 
うざいんだけど(キレる2秒前)
 アルバーティスパイソン、キレる秒前

この後私に顔面パンチが入りました。

 黙ってれば美人なのに
アルバーティスパイソン、黙っていれば美人なのに
 
それではお口直しにマシュマロでもどうぞ
(ボールパイソン、「プーマ」です)
お口直し、ボールパイソンのプーマです
 

餌付いていなかったWCのガイアナレインボーボアの朗報です。

連れ帰ってきて2週間、脱皮が終了しました。
脱皮はきれいに1本で脱げていて体調が悪い可能性は低いことを示唆していました。

連れてきた初日から5日間、ダニ退治のバポナも部屋で使用したので、
もしダニがついていたとしてももう落ちているはずです。

輸入直後のヘビは脱水になっていることも多いと聞いていたので、
一度水容器にしっかり漬けました。
脱皮直前に尿酸、糞を排泄したことも確認しています。

脱皮後、霧吹き→置き餌→暗くして人寝るのパターンで
冷凍マウスと冷凍ウズラを試しましたが全く反応した形跡はありません。
脱皮直後は爆食期を迎えることも多いのに、です。

昨日夜、次のプランの冷凍ピンクラットを置き餌してみました。

これで反応がなければ冷凍ヒヨコ、加えて冷凍ヤモリやカエルなどイレギュラーなものも試してみて、
それでも反応がなければ活マウス、活ラット、活スナネズミ、活ヒヨコとし、
最終的にはアシスト給餌、強制給餌という流れにしようと決めていました。 

そして今朝、ピンクラットはなくなっていました・・・!
ピンクラットは匂いが強いので 反応することもあると文献で読んでいましたが、
これが当たりでした。

ピンクの毛がないことやラット特有の匂いに反応している可能性があるので、
あえてサイズアップはせずにこのままピンクラットの給餌で進めていこうと思います。
また、毛がない分消化管への負担も少ないと思われます。

ピンクラットはマウスで言えばファジーとホッパーの中間サイズ程度です。
ただ、一般的にラットの方がマウスに比べ脂肪分は多いと言われているので、
1回1匹、週2回のペースで与えて
輸入の流れで失われた体力を取り戻していってもらおうと考えています。

場合によっては通常のラットに移行していくことも考えられますが、
それはまだ先の話です。

初めての、WC個体の輸入直後の立ち上げの第一歩に成功しました。
(多分難易度はとても低い方なのですが・・・。)
もちろん生体にとってもですが、私にとっても様々な意味でうれしい出来事でした。

茶色を基調に斑紋や側腹部の乱れたストライプ、
尖る吻端に灰色の虹彩、落ち着いた雰囲気の美しさを感じます。

ガイアナレインボーボア、全体像
 
毎日、とても湿度が低い日が続いていますね。
皆さまもどうぞご自愛くださいませ。

湿度低下のため、バイバーボアも水に浸かっています。
 バイパーボア、入浴中

昨日の記事で一番最後に載せた写真とシチュエーションはかぶってしまうのですが、
今日はその場所でゆっくりくつろいでいたのでいくつか記録写真を撮ることができました。

脱皮中であることだけが惜しいです。

今日も我が統治は平和である
サルバトールモニター、今日も我が統治は平和

凛凛しい横顔
(かなり黄色く、イエローヘッドモニターのようになってしまっていますが・・・)
サルバトールモニター、凛凛しい横顔

何か用かね
サルバトールモニター、何か用かね

王者の咆哮(ただし無音)
サルバトールモニター、王者の咆哮


性別なんか関係ないもんね、ラブラブサヴパイソンのカップル 
サヴパイソンのラブラブカップル
 

この記事をご覧くださっている皆さん、
東京レプタイルズワールド2014冬には行かれましたか?
あるいは明日いらっしゃるご予定ですか?

私は、エメラルドツリーボアの女王様が何故か私に大変ご立腹なご様子でしたので、
参加を見合わせました。
エメラルドツリーボア、お怒り


そしてボールパイソンのモルフ、シナモンとプーマが共に季節性拒食に入りました。

シナモンの方は元々繁殖経験もあったと聞いていたので、
季節性拒食もさもありなんというところでした。
(1年前の季節性拒食は焦燥していましたが)

が、プーマはまだイヤリング程度ということでしたので、
拒食はしないかな・・・と思っていました。
拒食は必ずしも成熟の度合に依存しないのですね。

シナモンは1日中ケージの底面にへばりついてじっとしていることが多くなりました。

一方、プーマは活動性に変化はありませんが、
餌には全く興味を示さずやはり拒食です。

幸い、プーマはもうそれなりの体の大きさもあり
(丸まった状態が私の掌にすっぽり乗る程度)
半年間の拒食は問題なく乗り越えるでしょう。

これが、ようやく定期的な給餌ペースに乗ってきた、
ハッチリング+αの成熟程度のバナナエンチを購入して拒食されていたら
悶々とする毎日になったと思われます。

我ながらよき選択でした。 

幼いプーマはウロウロしておりエネルギーの無駄遣い著しいです
 エネルギーの無駄遣い、ボールパイソンのプーマ

大人なシナモンは省エネします
大人は省エネ、ボールパイソンのシナモン
 
小さいおうさまは楽しそうです
小さい王様サルバトールモニター、絶好調
 後肢のがに股感がたまらないですね

見た目はとにかく美しいです。
「チャイニーズ・ゴースト・スネーク」と表現されるような幽玄の美です。
そして、威嚇のためのフードを広げる行動。
サイズも50㎝程度とさほど大きくはならない。
何て魅力的なのでしょう。

ではどこが変態なのでしょうか。
それは、カエル食だということです。

しかも、樹上性、水棲のカエルには見向きもせず、
地上性のカエルにのみ興味を示すというこの頑固さ。

今もヘビの顔の横でアフリカツメガエルがピョンピョンしていますが、
完全無視です。
しかも、食いにかなりむらがあるそうです。

ショップでキープされていた間、何を与えていたかをスタッフさんにお聞きしたところ、
「春に僕が捕まえてきて冷凍していたトノサマガエルです」と言われました。

トノサマガエルの通販などがあればいいのですが、
あるにはあるが時期的な問題からかサイズの大きなものしか売っていません。
春先になれば小さいカエルも手に入りやすくなると思うのですが・・・。

今、注文したウキガエルが届くのを待っていますが、
これも餌付くかどうかかなり不安な気がとてもしています。

何とかピンクマウスでも強制的に食べさせたら・・・と思われる方もいらっしゃるでしょうが、
彼らの消化器はカエルを消化できる程度の能力しか持ち合わせていないのです。

海外でもいろいろ試みられていますが、
繁殖はおろか長期飼育すら困難であるといわれています。

餌や環境を始めとして、できる限りのことをしていきます。
 
メスのオビハスカイです。
オビハスカイの色には赤系統、青~紫系統の2種類があります。
以前、色は雌雄によって決まるのだと言われていましたが、
現在では必ずしもそうではないとわかってきています。オビハスカイ全体1

全体的な手触りがとてもしっとりしています。
カエルの生息地である湿った環境に適応したものだと思われます。
オビハスカイメス、全体2


フードを広げて威嚇しているところです。
オビハスカイ、フードを広げたところ

一方、オスのオビハスカイです。
オビハスカイオス

青紫、という言葉で括るのも憚られるほど、
不思議な体色をしています。

 

本来は今日の記事は変態ヘビに関するものでしたが、
致命的な出来事がありまして変更になりました。

今日、サルバトールモニターのアルビノ姫に手を餌と間違えて咬みつかれました。
給餌後モニターを移動させようとしたら、
まだ摂餌モードだったらしく弱視の彼女には手は餌としか見えなかったようです。

ちょうど親指の根元を咬まれたのですが、
あまりの激痛に絶叫しました。

あまりの痛みにまともな思考ができない中で、
必死で考えました。

モニターの口をこじ開けるもの、・・・ペンチが見えます。 
だが、そのためには2m程度そこから移動せねばならず、
ちょっとでも私が手を動かすと逃げられまいとするのか
顎にグイグイ力を込めてきます。
5kgの巨躯の全体重をかけて、です。

気が遠くなりそう、です。

アーアーアーいたいーアーアーアーいたいーイイイーアーアーアー

もうひたすら叫び続けます。
あと3分叫び続けていたら、警察に通報されたと思います。

それでも何とかペンチのところまで行こうとしていたら、
私の大声に何か違和感を感じたのか口を開けてくれました。

かなり出血しましたが、傷を見て気づいたことは、
親指を母指球(親指の付け根の膨らみです)まで咥えこむ形であったことで骨が顎の力を支えてくれて、
肉が削げずに済んだのだということです。

肉部分だけ咬まれていたらおそらく肉は削げたでしょう。 

多数の針で突き刺したような傷が親指の周りにぐるりとできましたが、
幸い、縫合が必要なレベルまではいかないで済みました。

動脈性に出血した箇所もあり、適当な力でティッシュペーパーで押さえていたら、
気付いたらティッシュペーパーが血でぐちょぐちょになっていました。
慌てて真面目に圧迫止血をしました。

手の咬傷1

手の咬傷2

少し物憂げな表情
アルビノサルバトールモニター、物憂げ
 
違います、ただ意識レベルが低下しているだけです
アルビノサルバトールモニター、意識レベル低下
 

ガイアナ、と聞いて最初に浮かんだのは「ギアナ」と同じものなのだろうかということでした。

が、ガイアナはガイアナ協同共和国、ギアナはフランス領であって、
同じ南米に存在しますが全く違うものです。

この、ガイアナに「ガイアナレインボーボア」 というマイナーなレインボーボアが存在するのです。

とりあえず手元のボブ・クラーク氏の著作「A BOOK OF SNAKES」を見ると、
・ブラジリアンレインボーボア
・パラグアイレインボーボア
・ぺルビアンレインボーボア
・コロンビアレインボーボア
は紹介されていますが、ガイアナレインボーボアは載っていません。

その分類的な立場も微妙なようで、
ブラジリアンレインボーボアとコロンビアレインボーボアの交雑種、
コロンビアレインボーボアの亜種、
全くの別種、
と文献によってそれぞれ違うことを言っています。

今回、冬季セールというので覗きに行った店舗でとても魅かれましたが、
・・・・
入荷直後なのでWCでありながら餌付けはまだということでした。

が、その美しい茶色の斑紋、ストライプに魅かれ購入を決めました。

 成体になると若干背側の斑紋は薄くなるがストライプはしっかり残る、
太さはまさにブラジリアンレインボーボアとコロンビアレインボーボアの中間位、ということでした。

ちなみにハンドリングは極めて容易で、CB個体なのではというくらい
大人しいものでした。

元々レインボーボア系は食欲がかなり旺盛な方に分類されるので、
色々な餌を試せばどれかは最低一つヒットするだろう、ということで今までなかった、
「輸入直後の餌付けがまだなされていないWC個体」 の飼育に挑むことになりました。

ガイアナ自体気候は高温高湿度なようなので、
朝夕2回霧吹きをしています。

で、5日くらい完全にシェルターの中にそっとしておいてから、
(人が)寝る前にもう一度霧吹きをして、 冷凍ホッパー
→無視

2日後、同じように霧吹きをして、冷凍ウズラ
→無視

また少し期間を置いて試していこうと思うのですが、
その前に写真を1枚・・・と思い久々にシェルターをどけたら、
少し目が白濁しているように見えます。

脱皮前なのかもしれません。
希望的観測になってしまうかもしれませんが。
毎日観察して次のプランを立てていこうと思っています。

床材として無難かとウッドシェイブを使いましたが、
そもそもこの選択が間違いかもしれませんし、
最終的に活マウス、活ジャーミルになるかもしれません。

挙動の一つずつを丁寧に検証していきます。

ブラジルレインボーボアの華やかさもよいですが、
こういう少し渋い色で斑紋が複雑に入っているのも素敵です。
ガイアナレインボーボア

ブラッドパイソンはよく水を飲む、水を切らすなといいますが、
少なくとも私の家のアルビノマラヤンブラッドパイソンは
呼吸と嚥下のコントロールに問題があるようです。

息継ぎをしながら飲水をしたらいいと思うのですが、
飲水をしている間呼吸をずっと止めているらしく、
水容器から顔を上げた瞬間に呼吸と嚥下を同時にしてしまって
「ボフッ!ボフッ!」とむせこむことも稀ではありません。

先日は、ひとしきりむせこんだ後の顔を見たら
「鼻水が垂れ、目からも涙が溢れ、混然一体となっている」状態でした。

 マラヤンブラッドパイソン、涙目

よく人もこうなりますよね。

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