とげ男の毎日

トゲオアガマ好きの爬虫類日記です。

私が飼っているミズガメはダイヤモンドバックテラピン、クサガメ、スジクビヒメニオイガメです。
クサガメ、スジクビヒメニオイガメを混泳させている水槽はクサガメの分泌物により
3日程度で全体的に茶色いものが付着し、また怪しい臭いがしてきます。
水槽洗いの後は必ず手も怪しい臭いになり、数時間続きます。

昨日、ミズガメたちの水槽の水替え・水槽洗いをしていました。
水はミズガメたちの飲み水であり、皮膚に触れる生活の場そのものであり、
また排泄をする場でもあります。
週に2回のペースで水替えをしており、水替え中は、タッパーケースの中で待っててもらいます。

昨日水替え中に突如タッパーケースの置いてある私の背後から強烈な臭いがしてきました。
クサガメ臭、というより掃除のされていない公衆トイレのような臭いです。
覗いてみると、タッパーケースの中は黄色に変色して水浸しになっていました。
どうやら誰かが排尿したようです。


タッパーケースの中で誰かカメが排尿したようだ


誰なのでしょう、強烈に臭います。

が、そんな日に限って水槽はまだ水が温まっておらず、
なかなか彼らを移し替えることができません。
水が早く温まることを祈りました。

(掃除前ですが)クサガメの卍寝です。
カメは寛いで眠るとき、四肢を卍の形のようにすることがあり、
これを卍寝といいます。
茶色い分泌物で、水槽内のディスプレイが変色しているのがおわかりいただけるかと思います。
水替えの時にはスポンジや古歯ブラシを使って茶色い部分を落とします。
クサガメの卍寝


(これも掃除前ですが)意気揚々。
クサガメ意気揚々

カニバリズム cannibalismとは、第一義は「食人俗」のことです。
そして、第二義は「共喰い」のことです。

サソリたちの中には、
「共喰いを積極的にする種」、
「共喰いをすることもしないこともある種」
「共喰いをしない種」
があります。

私の飼っている(た)サソリたちのうち、
デザートヘアリースコーピオン:「共喰いを積極的にする種」
イスラエルゴールデンスコーピオン:「共喰いをすることもしないこともある種」
エンペラースコーピオン:「共喰いをしない種」
でした。

参考文献:

(この本の中に、「cannibalism:共喰い」という言葉が出てきます。)

なぜ、遺伝子レベルで共喰いするか否かが規定されていったかの過程は
本には書かれていませんでしたが、想像すると興味深いものがあります。
共喰いを積極的に行う種を取り巻く環境においては、同種に出会った場合、
交尾のパートナーを得るより共喰いして生き延びる方が子孫を残しやすかったのでしょう。
逆に、共喰いをしない種においては、
共喰いせずに交尾のパートナーを得た方が子孫を残しやすかったのでしょう。
その環境の違いとは、餌の量だったかもしれませんし、
乾季・雨季の有無だったかもしれませんし、あるいは全く他の要因だったかもしれません。

4億年以上前から存在したとされるサソリですが、
彼らは地球上の気候の厳しい地域において生き延びるために様々な進化を遂げてきたのです。
共喰いをせず寄り添うようにして生きているエンペラースコーピオンたち、
そして逆に生涯孤独に、時に25年生きるデザートヘアリースコーピオンを見ながら、日々感慨に耽ります。

餌を懸命に食べるエンペラースコーピオン
餌を食べるエンペラースコーピオン

爬虫類たちの寛ぐ姿には、いつも癒されます。
特に、トゲオアガマは寛いでいたり眠っていたりする時間が長く感じます。
草食というとサバンナのシマウマたちのように一日中草を食べているようなイメージがありますが、
それは哺乳類だからかもしれないです。
哺乳類は生きているだけで体温を保つための一定の代謝が必要ですが、
爬虫類にはそれがありません。
生きるために必要な基本的なエネルギーは外気温の熱エネルギーによって供給されます。
なので、そこから必要な+αは少なくて済み、
結果的に体重当たりで見た時哺乳類よりも小食となるのかもしれません。

寛いでます
(ゲイリートゲオアガマ)
寛ぐゲイリートゲオアガマ


何なの
こちらを睨むゲイリートゲオアガマ


ねー、ちょっと(右上ご注目)
告げ口ゲイリートゲオアガマ

何かあの人こっち見てくるの
ヒソヒソゲイリートゲオアガマ


やめてよー
再びこちらを睨むゲイリートゲオアガマ

イグアナは放し飼いのため、紫外線を浴びている量が十分でないことが
以前から気になっていました。
狭い温室(といっても幅1.2m、高さ1.5mくらいあり、非常にスペースを取る)の中よりも
開放的な外の方が楽しいため、紫外線灯の点いている温室の中に居させることが困難でした。
が、最近、
「手から餌をあげて、終わったらイグアナを温室内に移しつつ、余ったものを温室の中に入れる」
という方法を取るようになってから、温室の中にいることが増えてきました。
温室の中はよいところ、という条件付けができたのでしょう。
1日6時間くらい紫外線灯を浴びるようになった御蔭で、
脱皮も全体的にしっかり進行するようになってきました。
やはり今までは紫外線不足だったのです。

顔が、脱皮の浮いた皮で謎の仮面みたいになっています
イグアナ、顔面脱皮中

浮いた皮であちこち白っぽくなっています
イグアナ全身脱皮中

トゲオアガマの中でも、トーマストゲオアガマの魅力はまた別格です。
何と言っても、お尻から尻尾のところまでの丸い造形がたまりません。
トゲオアガマの栄養状態は尾の付け根の裏側の厚みで判断しますが、
手でお尻付近を触って厚みを確かめている時の、反射で丸い尻尾がピョコンと上がる様は
悶絶します。

この造形
トゲオアガマ全体像

不貞腐れたような表情もまた愛らしい
不貞腐れたような表情のトゲオアガマ

手を添えると、トゲオアガマらしい舌をペロペロ出す動作で私の手を舐めてきます
トゲオアガマはすべすべである

すべすべとしていて手触りがいいので、ついいつまでも撫でていたくなります。

フィギュアを購入しました。
AVPフィギュア


幼い頃、テレビで見てその展開のショッキングさに衝撃を受けた、
「エイリアン」と「プレデター」。
怖いのに、テレビで再放送されているとついまた見てしまう謎の中毒性。
時が経ち、大人になって観る「エイリアンVSプレデター」で改めて感じる
未知なる異形の生物たちへの畏怖と興味。

それを店頭でセットフィギュアとしてディスプレイされているのを発見し、とてもその魅力には抗えず
セット購入してしまいました。
作ったら、イグアナに倒されない場所に飾りたいです。

猫にもね
何か企んでそうな顔の猫

先日、しながわ水族館に行ってきました。
イルカたちのパフォーマンスが有名です。
イルカたちも可愛かったですし、我らが爬虫類、魅力的なカメたちもいました。

まず、水族館にいるカメといえば、ウミガメです。
写真はアオウミガメですが、羽ばたいて悠々と空を飛ぶ鳥のように泳いでいました。

遠くから段々と
アオウミガメ、遠くから

近付いて
アオウミガメ、羽ばたき

来ます
アオウミガメが近づいてくる

生き生きと
アオウミガメの生き生きした顔

トンネル形式になっているため、カメを直下から間近で観察できます。
圧倒されました。

アオウミガメを下から見た

また、嬉しかったのはなかなか成体を見られないスッポンモドキが熱帯雨林の河川コーナーにいたことです。
特徴的なのは甲板がなく、代わりに皮膚が覆っていることです。
前肢、後肢共にオールのようになって、完全に泳ぐことに特化しています。
泳ぐ姿が魅力的で、お店で幼体が売られているととても欲しくなります。
が、成体が50cm以上になることを考えると
水槽は最低3mくらいのものは用意してやらないと泳げないでしょうから、
理性で我慢しています。
先日も何と近所のホームセンターに売っていて、ホームセンターという雰囲気のカジュアル感から
つい危うく買いそうになりました。
写真の生体も全長60cm近くあったと思います。
立派でした。

バサ
スッポンモドキ、遠くから

バサ
スッポンモドキの羽ばたき

バサ。
飛ぶが如く。
スッポンモドキ、飛ぶが如く

スッポンモドキの美しさを堪能しました。

比喩や冗談ではなく、昨日イグアナが切れ痔になりました。
一昨日、餌のバリエーションの一環として、「サヤエンドウ」をあげました。
一本まるまるの形であげてもほとんど噛まずにモリモリ飲み込んでいましたが、
噛まずに食べ物を飲み込むのはいつものことなので、あまり気にしていませんでした。
喜んで食べるので15本くらいあげたかと思います。

翌日、イグアナのケージの中を覗いて驚きました。
サヤエンドウの干物みたいなものが束になって、便汁と共に転がっていたのです。
さらに、干物の周りにはうっすら血液のようなものがついていました。
サヤエンドウは繊維が多く、消化しきれなくてその形のまま水分だけ抜けて出てきたようです。
さらに、その干物の太さが尋常ではなく私の手の指2本分くらいになっていました。

横にはいつものストローの太さくらいの便が転がっていました。
ストローの太さが肛門のいつもの広がり具合だとしたら、
サヤエンドウの排便時はその何倍もの広がり方をしたと思われます。
人が自分の頭と同じくらいの太さの固い便を排出したと考えてみてください。

血液が付いていることから腸管を傷つけてしまった可能性もなくはありませんでしたが、
血液の付き方が部分的であることなどから肛門周囲の損傷、いわゆる「切れ痔」であることが
推測されました。
この時点では、まだ腸管内にサヤエンドウが残っていて
腸閉塞になる、あるいはなっている可能性がありました。
それが非常に不安で仕方なかったため気が動転して便の写真は残っていないのですが、
今朝しっかりした通常の糞の塊を確認して安心しました。
幸い、サヤエンドウは一塊となって排出されたようです。
出血もありませんでした。

今朝の糞の塊はいつもよりも太いような気がしたのですが、
それも「肛門が広がってしまったかも」という先入観によるただの気のせいなのかもしれません。

サヤエンドウのような固く繊維質を多く含む餌をあげる時には、
手で千切って消化、排出しやすい形にしてやらないといけないと痛感しました。

何事もなくて本当に良かったです
イグアナ、通常運行

イグアナ用はしごも愛用してます
イグアナ用はしご愛用中

猫の中ではトゲオアガマのケージにくっついて暖を取りつつ
トゲオアガマたちの観察をするのがブームになっているようです。
猫とトゲオアガマ

トカゲの不思議な行動に「無意味な同じことを延々と続ける」というものがあります。
それは、例えば「ガラスへの突進」です。

モニター(オオトカゲ)を飼っている、あるいはお店でご覧になったことのある方は、
ガラスに向かって謎の突進をし続けるのをご覧になったことがあるかと思います。
そのために吻端(口の先端)が傷ついていたり、出血したりしているのも珍しくありません。
また、ガラスが滲出液で汚れてしまっているのもしばしば見ます。

トゲオアガマもしばしばガラスへの突進を繰り返しています。
そのために、しばしば突進の発生する箇所の床材はすべて撒き散らかされてなくなり、
ガラス面が露出してしまいます。

アオジタトカゲも時折しています。
キタアオジタトカゲは突進が見られ、アンボンアオジタトカゲ・キメラアオジタトカゲはあまり見られませんが、
これは活動性の差かもしれません。

このガラスへの突進が見られない種は、グリーンイグアナ、フトアゴヒゲトカゲ、ヤモリ類です。
グリーンイグアナは、温室のガラス戸を閉めると突進ではなく自分でこじ開けて出てきます。
フトアゴヒゲトカゲはガラスへの突進をしません。
ヤモリはむしろガラスを生活の場の一部としています。

突進は「そこから先が何らかの理由で進めないということが永久に理解できない」、
あるいは「ただ延々と突進し続けることが何らかのストレス対処になっている」、
そういった理由で発生しているのかもしれません。
元来もっと大きなテリトリーの中で暮らしている生き物をガラスのケージに入れていますから。

なぜ、突進をするかどうかの差が生じるのかはわかりません。
が、トゲオアガマたちが突進しながら壁を太鼓のように叩いて「ドンドコドンドン」という音が部屋に響いていると、
彼らは今日も元気だと安心します。

突進スタイル
(グールドモニター)
グールドモニター突進スタイル

並んで突進スタイル
(黄色がサバクトゲオアガマ、橙色がゲイリートゲオアガマ)
サバクトゲオアガマとゲイリートゲオアガマ、並んで突進スタイル

突進中!
(エジプトトゲオアガマ)
エジプトトゲオアガマ、突進中


トーマストゲオアガマは120cmケージの時は時々突進していましたが、
60cmケージに移してからあまり突進しなくなりました。
突進する現象とケージサイズには何か相関があるのでしょうか。
トーマストゲオアガマ、のんびり

あまり突進しない人
(アンボンアオジタトカゲ)
突進しない人、アンボンアオジタトカゲ

こちらも全然突進しない人
(フトアゴヒゲトカゲ)
全然突進しない人、フトアゴヒゲトカゲ

そもそも動いているのを見るのがレアな人
夜中ケージ内をウロウロしているのを見かけると、とても幸運な気分になります。
(ツギオミカドヤモリ)
動いているのを見るのがレアな人、ツギオミカドヤモリ

話は変わりますが、エジプトトゲオアガマの小さい方の個体は人を見ると餌かと思って寄ってきます。
大きい方の個体は人の影が見えるだけですごい勢いで逃げますが。
同じお店の同じケージ内に入れて飼われていたのに、
それまでの経験に大きな差があるんでしょう。
寄ってきたエジプトトゲオアガマ

4月1日から消費税増税が施行されました。
それ以前に、買いだめをされた方もされなかった方もいらっしゃると思います。

私は、
・人工海水の素
・トゲオアガマ用の乾燥レンズ豆
・サソリ用生餌コオロギ
・床材(バークチップ)
を増税前に購入しました。

人工海水の素はダイヤモンドバックテラピン(キスイガメ)の水質調整用に購入しています。
業務用の割安のものであっても、海水600L分に対して5000円程度のお値段であり、
ダイヤモンドバックテラピンを飼っている以上必要になるため購入しました。
他は、そろそろなくなりそうな必須のものだったので購入しました。

でも、本当は一番買うべきだったものがあります。
それは紫外線灯です。
紫外線灯の寿命はおよそ半年~1年です。
そのくらい経過したら、灯りが点いていても紫外線が照射されなくなってしまっているため、
新しいものに替えなくてはなりません。
私はREPTISUN10.0を使うことが多いのですが、1本あたりおよそ5000円します。
家の中で使用されている紫外線灯は16本あります。
トータル8万円は一度に購入する気にならず、
「必要な時に必要な分だけ買おう」と自分を誤魔化しました。
本来なら、高いものだからこそ増税前に買った方がいいのですが。

ところで、今日はトゲオアガマ達に春菊をあげました。
以前、カメの飼育本で春菊はあげてよい野菜に入っているのを見ました。
が、ネギ、ニラ、大葉などの香味野菜はあげてはいけないとも言われています。
トゲオアガマについては不明です。
春菊は千切るとすさまじい香り(というかもはや臭気に近い)がするのですが、
あげても大丈夫なのでしょうか。
そもそも、なぜ香味野菜をあげてはいけないのでしょうか。
わからないことばかりです。

もぐもぐ
(ゲイリートゲオアガマ)
もぐもぐゲイリートゲオアガマ
千切られた春菊の上に載っているのがレンズ豆です。

もぐもぐ
(エジプトトゲオアガマ)
もぐもぐエジプトトゲオアガマ

あむあむ
口半開きのエジプトトゲオアガマ


ベロッ
ベロッとエジプトトゲオアガマ

仲良く並ぶ
(トーマストゲオアガマ)
仲良く並ぶトーマストゲオアガマ


エリマキトゲオアガマ
(赤いのがゲイリートゲオアガマ、黄色いのがサバクトゲオアガマ)
エリマキトゲオアガマ

カップル
(エジプトトゲオアガマ)
カップルエジプトトゲオアガマ

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