一昨日、グリーンイグアナに噛まれました。

その日ダイヤモンドバックテラピンが退院するので非常に気分が上がっていて、
グリーンイグアナにもたまには果実のおやつをあげようと思い立ちました。

リンゴのスライスを作ってあげたところ、大喜び。
が、スライスが少々厚かったらしく、うまく噛み切れません。

口が「もっもっ」と動いているのですがスライスがうまく口の中に入っていかないので、
スライスの端の方を持って噛み切るのを介助しようとしました。
その刹那、スライスが急激に口の中に滑り込み、
私の指もイグアナの口の中に滑り込みました。
次の瞬間には口の先端で「もっ」と噛まれていました。

あまりの激痛に咄嗟にイグアナを手から振り払ってしまいました。
落ちたイグアナは一瞬驚いたようでしたが、
すぐまた何もなかったかのように口にくわえていたリンゴスライスを食べ始めました。
床に座っていたので落ちた高さはせいぜい50㎝程度でよかったです。

受傷直後です。
結構血が滲んだので驚きました。
グリーンイグアナに噛まれた直後

洗浄してきたところです。
グリーンイグアナに噛まれたので洗浄してきた

血が滲んでいるところは、肉が切れてめくれあがってしまっているところです。
爪切りのような切れ味でした。

傷は小さい割に結構痛みが強くズキズキするので、
仕方なく痛み止めを内服しました。

「成体のイグアナに足を噛まれた人が数十針縫う大怪我になった」
という話を聞いたことがありますが、
確かに歯の切れ味は抜群でした。
本来草食性で葉を切り取って食べているので、
元々歯は非常に鋭いです。
そして、サボテンも噛み砕ける強靭な顎。

今はまだ全長1mちょっとですが、
そして今回は口の端でちょっとだけでしたが、
確かに2m弱の成体が本気で噛み付いて来たら、
肉がこそげ取れるでしょう。

「慣れていないイグアナは性質も荒く猛獣そのものである」という話があったので
私は頑張って手で扱えるように慣らしましたが、
本当にこれで慣れていなかったら危険極まりないです。

が、イグアナは本来非常に賢く、表情があって、
そして何より立派なクレストやデュラップを持つ、大型でとても魅力的な爬虫類です。
慣らせば餌をねだって飼育者の後をついてくるようになりますし、
名前を呼べば顔を上げます。
眼の見た目がとても人間に似ていて「目が合う」ということを強く実感できる唯一の爬虫類です。

私「ねえ」
グリーンイグアナの目にご注目

イグアナ「何だい」
グリーンイグアナの魅力的な眼差し

大変なこともありますが、
それでもこんな魅力的なポーズ、表情を毎日見られるのは至上の幸福です。
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