以前、スマトラブラッドパイソンの拒食がピンクラットをきっかけに立ち直ったかのように
ブログでご紹介したかと思います。

が、現実は厳しかったです。

「あ、食べてくれたな」と思うと数日後ケージ内に怪しい臭いが充満しており、
床材の水草をかき分けてみると、色の悪くなったピンクマウスが出てくるということが
数回続きました。

拒食再発です。

毎日ケージ内の水容器で温浴させてみたりもしていますが、
一向に何かを食べる様子もありません。

先週はついに脊椎が皮越しに触れるようになったため、
仕方なく強制給餌に踏み切ることにしました。

以前はラットをミキサーにかけていましたが、
ラットは毛が回転部分に引っかかってしまい、
それを時々取り除く必要があって効率的とは言えませんでした。

現在では、ピンクマウスのLサイズを冷凍のまま水と一緒にミキサーで回し、
高頻度で回転する刃の生じる熱によって冷凍を溶かし、
かつピンクマウスをチューブで与えるに適するサイズまで小さくします。

これをシリンジで吸ったものをチューブを通して
ゆっくりと食道~胃へ向かって投与します。

一度に焦って多くの量を入れようとしたり、
腹圧が上がるような暴れさせ方をしたりすると
ピンクマウス液が口腔内へ逆流してきます。

これが気管内に入ると誤嚥性肺炎を起こしますので、
ここの過程がもっとも気を遣います。

また、時折体を左右にくねらせたりした場合は
いったん液の投与を中断してチューブが気管内へ迷入していないことを
しつこい程に何度も確認します。

今回ミキサーを回すに当たって、時間がかなり深夜帯に近かったため、
近隣住民から苦情が来ることを懸念して
ミキサーの回転数をMaxで回し続けるということができませんでした。

このためピンクマウスが十分な破砕をできず、
チューブ内に出し入れして確認したところ、
時折詰りが見られました。

が、得られた上澄みだけでも脱水補正+αは十分期待できるだろうと
慎重に行いました。

本当にヘビの拒食はいつ始まるかが全く予想できません。

店長さんに「大食漢」と言われたハルマヘラパイソンですら、
まだ餌付いていない状態です。

他にも拒食のヘビはおり、一つずつトラブルシューティングしていくしかないな・・・
とは思います。
特にこの時期は大気の乾燥が激しく、
「飼いやすい」と評判のキタアオジタですら昨年半年近く拒食しました。
 
私のスマトラブラッドパイソンは、フルブラック程のインパクトはないにしろ、
クロムヘッド・赤目・モノトーンに近い色調でとてもお気に入りです。
性質も大人しいです。
 
か細い身体に不思議と漲るその圧倒的ボリューム感
スマトラブラッドパイソン、そのボリューム感

赤目にクロムヘッド、その横顔はクールです
スマトラブラッドパイソン、クールなり
 
と、この記事を書いている後ろで
アルビノマラヤンブラッドパイソンが静かに脱皮を始めました。
楽しみです。