事の発端は、水替えをしている際に
腹甲側に一部変色している部分を見つけた時でした。

当時、ダイヤモンドバックテラピンの水槽のヒーターには
カバーが取り付けられていませんでした。

カバーを付けなかった理由は、
カバーを外す時にしばしば爪が剥けたからです。

ヒーターによる火傷かもしれない、と思いつつ 
獣医さんの予約を取りました。

2014年5月

治療前です
ダイヤモンドバックテラピンの治療前です
 
獣医さんでは、「ダイヤモンドバックテラピンにはよくある、甲羅の感染症だ」と言われました。
また、自分の糞中の細菌感染らしく、治療してもその奥からまた病変が出てきたりするので、
「気長に」ということでした。

ダイヤモンドバックテラピンの棲んでいる汽水域は
潮の満ち引きによって常に水が動いており、
清潔の度合いに関して要求されるレベルは高いそうです。

また、幼体は成体に比べ免疫力が弱いので、
成長させつつ甲羅の回復を試みるという方針でした。

水替えの頻度もそれまでは週2回程度でしたが、
毎日に変更しました。

処置後です
ダイヤモンドバックテラピン、処置後です

正直なところ、表面の部分を薄く削るだけかと思っていましたので、
「・・・ひどいですね。」と言ったところ、
「カメの甲羅の感染症はもっとひどいのが多いからね。
これは腕の近くの感染症だから心配要らないよ。」と言われました。

またこの処置の後に汽水飼育による脱水が明らかになり、
通常の淡水飼育にするよう指導していただきました。

2014年6月

だいぶ組織が盛り上がってきました。
2014年6月、ダイヤモンドバックテラピンです

2015年3月

ようやく、治療終了の目途が立ちました。
記録間隔が完全に空いてしまいましたが、
今日の画像です。
ダイヤモンドバックテラピン、治療後です
私の掌サイズにまで成長しました。
甲羅がモコモコしておりもちろん商品としては価値が著しく低いのですが、
多くの生体をショップに返した昨年(2014年8月頃)、
甲羅感染治療中という縁があってこの家に残ってくれました。
このカメだけはずっと家にいてもらおうと思っています。

そういえばダイヤモンドバックテラピンはCITES2種に入りました。
これで地元アメリカからの輸入は見込めなくなりましたので、
あとは欧州や国内のCBが出回るだけになっています。
末端価格は倍、あるいは倍以上に跳ね上がりました。

野生個体の保護、積極的なCB化、とても大切なことだと思います。

水中で寝ながら卍寝もできます!
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