ついにその日がやってきました。
脱皮不全の箇所があったのでそれを取り除こうとケージに革手袋の手を入れていました。
すると、首を抑えていた手が一瞬緩んだのか急激に頭が動き始め、
偶然エメラルドツリーボアの顔が無防備な右前腕に乗りました。
(頼むから、気付かないでください・・・!)
気付かれました。
一瞬の間のあと、エメラルドツリーボアの口は全開になり、
前腕に咬みつきました。
咬みつき、さっと離れていきましたが、
咬みついた時の、歯が筋肉や腱を断つ
ギョリギョリギョリという感触が鮮明でした。
傷からはどんどん血が溢れてくるので
急いでシンクへダッシュしました。
今思えばまずティッシュを取って圧迫しながらシンクへ向かえばよかったのですが、
血を垂らしたままダッシュしたため、周囲一帯が血塗れになってしまいました。
受傷直後です

洗いました

写真だとうまくお伝えしづらいのですが、
皮膚、さらには筋膜が裂けて筋肉が見える状態になってしまいました。
こちらは腕の内側です

脱皮殻を取り除くときの手際が悪かったのです。
今右手を動かすと傷が猛烈に痛いので、左腕しか使えません。
グッタリしました。
美しいんですがね

脱皮不全の箇所があったのでそれを取り除こうとケージに革手袋の手を入れていました。
すると、首を抑えていた手が一瞬緩んだのか急激に頭が動き始め、
偶然エメラルドツリーボアの顔が無防備な右前腕に乗りました。
(頼むから、気付かないでください・・・!)
気付かれました。
一瞬の間のあと、エメラルドツリーボアの口は全開になり、
前腕に咬みつきました。
咬みつき、さっと離れていきましたが、
咬みついた時の、歯が筋肉や腱を断つ
ギョリギョリギョリという感触が鮮明でした。
傷からはどんどん血が溢れてくるので
急いでシンクへダッシュしました。
今思えばまずティッシュを取って圧迫しながらシンクへ向かえばよかったのですが、
血を垂らしたままダッシュしたため、周囲一帯が血塗れになってしまいました。
受傷直後です

洗いました

写真だとうまくお伝えしづらいのですが、
皮膚、さらには筋膜が裂けて筋肉が見える状態になってしまいました。
こちらは腕の内側です

脱皮殻を取り除くときの手際が悪かったのです。
今右手を動かすと傷が猛烈に痛いので、左腕しか使えません。
グッタリしました。
美しいんですがね

コメント
コメント一覧 (17)
お医者さんなので傷のケアは大丈夫なのでしょうが、飼ってるヘビに噛まれたと言う精神的ダメージも大きいですね、くれぐれもお大事にして下さい。
不謹慎なのですが、エメツリとグリーンパイソンだとどちらの方がよりダメージが大きいんでしょうか?誤差の範囲内程度かもしれませんが、素人考えではエメツリの方がより凄そうなイメージなのですが・・・。いやはや、通常のナミヘビにはあり得ない物凄い傷で、早く良くなられますように。
すごい傷ですね。エメツリは牙が長く女性の手のひらなら貫通すると自分の師匠は言っておりました。
素晴らしいヘビですが恐るべしですね。
どうかお大事にしてください。
お気遣いありがとうございます。Takeshiさんもシシバナちゃん気を付けてくださいね~。
ナミヘビでも攻撃力の高いヘビはいますよね。トオリスガリさんもお気を付けください~。
お気遣いありがとうございます。やんもさんもヘビの咬傷にはくれぐれも気を付けてくださいね~。
シシバナの毒は腫れる程度ですし、今まで色々な動物に噛まれてきたので今では何とも思わなくなりましたが、十分気を付けます。
ご自分が大変な時にお気遣いありがとうございます。
ポテチですが、特別好きな訳でもなくむしろ普段はスナック菓子はほとんど食べません、身体が塩分を欲しているので食べたくなったのだ思います(笑
塩分が欲しい時に召しあがるのがあのぽてちなんですね。私が「朝バナナ」を朝昼夕1日3食食べているようなものでしょうか(謎)
管理の不手際によって咬傷事故を多発させ、そうやって出来た傷の画像やエピソードを世界に公開・発信することは蛇に対する世間の目を厳しくさせ、現在では何の制約もなくペットとして同好の士たちに愛され市場に流通している蛇やトカゲたちが「危険生物」のレッテルを貼られる原因にもなりうる事を自覚なさってください。
あと、噛まれてる本人だってめちゃくちゃ痛いと思います。どうか本当にお願いだから気をつけてください。お大事に
私の爬虫類に対する基本姿勢ですが、爬虫類は魅力的でありながら多大な危険も内包している存在と考えております。あるサイズ以上の爬虫類を多数飼育された経験のある方ならば、十分な注意を払っていてもある頻度で受傷してしまうことはご理解いただけるかと思います。もちろん飼育者の注意力や工夫で不断に十二分に対策しつつ飼育するのは当然のことではありますが、実際に多数飼育者で受傷なしでいられる方は、果たしてどれほどいらっしゃるのでしょうか。
爬虫類の魅力をお伝えするべくブログを執筆しておりますが、こういったメディアでは、お越しになる読者の過半数が、知識や経験の豊富な好事家ではなく、爬虫類飼育に初めて興味を持った方や、興味を持って日が浅い方であるようです。こういった場で爬虫類の魅力を初心者の方にお伝えするのであれば、同時に飼育の開始に伴う危険性をお伝えすることは飼育者の責務です。
例えば、小学生のお子さんがグリーンイグアナのぬいぐるみを買ってもらった翌日に、ネットで飼育の概要だけ把握してグリーンイグアナの生体を買い与えられるということがどれだけ危険かということはおわかりになるでしょう。
私の事例であれば、例えば、エメラルドツリーボアは基本的に非常に性質が荒く、ハンドリングはおろかケージメンテナンスすら困難な場合が多く、危険性が甚大であること、安直な導入は許されないことは飼育者ならば痛感していることと思います。また、アルビノサルバトールモニターの咬傷は、人馴れした生体であっても弱視の進行により偶発的に発生してしまった顕著な事例です。(続きます)
こういった潜在的な危険性を認識しておきながら、特定入りさせたくないという愛好者側の都合で危険性の周知を怠り初心者に安全であるかのように誤認させることこそ、無責任な飼育態度と考えます。
世間の目が誤魔化せればそれで爬虫類市場を守れるのですか?愛好者の事なかれな態度こそが初心者の重大事故の発生を許し、「特定動物」入りを招くのではないでしょうか。
私が日常的な小さな受傷を記事にするのは、初心者の重大事故への警鐘であり、未来の飼育者への情報提供でもあり、覚悟のない飼育開始を防ぐことで「特定動物」入りを避けたいという思いからでもあります。
そのため私が記事にするのは「生命に関わることのない」「事件性のない」「偶発的な」小さい受傷のみと線引きをしております。ご安心ください。(幸いなことにこれ以上の受傷は今のところありませんが)
私の咬傷についてお気遣いいただきありがとうございます。ハチさんの仰る通り、出来るだけ受傷を避けるように一層努力したいと思います。
当ブログが、「飼いきれない」「慣れてくれず凶暴だ」「怪我をさせられたから嫌になった」という不幸な飼育者さん、爬虫類の生体たちを少しでも減らすことに寄与できるよう願っております。
こんにちは。
私はハチさんではありませんが、貴方に言いたいことがあるのでコメントさせて頂きました。
貴方は受傷するのはある程度仕方ないかのようにおっしゃっていますが、エメツリなんてあらかじめ防護してメンテナンスをすれば普通に防げますよね?
危険だという事を自覚にしているにも関わらず、対策無しで怪我アピールですか。
私もボアを色々飼育していますが、同じ爬虫類飼育者として恥ずかしい限りです。
もう少し扱い方を勉強しましょうね初心者さん。
他にも言いたいことが色々とありますが、貴方の負担を減らす為に今回はこれだけにしておきます。
本当にミクさんの仰る通りだと思います、まだまだ勉強が足らぬ初心者で、受傷を恥じております。
ボアやアナコンダのメンテ時の防護・準備に関しては、その時自分で考えうる限りのことを行っています。
両手に革袋や防護具の装着は必ず行っておりますし、スネークフック、適宜視界をさえぎるためのタオルやシールド、布袋などを使用しております。またショップや獣医で時間を取っていただけた際には、扱い方をご指導いただくよう心がけております。が、やはりまだまだ自分の技能が稚拙であるせいで受傷してしまっている面もあります。
今後はこれ以上の受傷を出来るだけ避けるよう、さらに勉強していきます。また防護具の拡充も検討していこうと思います。
ご意見いただき心より感謝いたします。
これからも、「とげ男の毎日」をよろしくお願いいたします。
最近はカーペットパイソンとかもかなり興隆して、初心者でも最初のベビーサイズしか知らずに買ってしまう人も居るはずです。
他の種でもここまでの傷になるかは分かりませんが、咬まれたらこうなるぞって警鐘には打って付けだと思います。
ただ、何回も咬まれまくってらっしゃるのでその注意力の散漫さは指摘されれば受け入れるしかないとも思います。
そして、記事に温かいお言葉、ありがとうございます。生体との日々を大切に綴るこのブログが何かしらお役に立ちますように。