とげ男の毎日

トゲオアガマ好きの爬虫類日記です。

2014年02月

今朝、夢を見ました。
バラの花束を持っていると、なぜか左腕にトゲがちくちく刺さってくるのです。
花束は短めのタイプで、腕には接していないのに
なぜかトゲがちくちくするのです。
何だかよくわからない敵に追われ、花束は捨てましたが
それでもちくちくしています。
なんだか腕も動かしづらく、敵から逃げるのに支障を来しています。
そしてあまりのちくちくの辛さに目を覚ましたら・・・
左腕の上にイグアナがいました。
イグアナの爪がちくちくしていたのです。

まだ早い時間だったので、もうちょっと・・・と思って眠りました。
眠ったら、仕事中に患者さんの腕に刺したはずの点滴用の針が
なぜか自分の右手に向かって刺さってくる夢を見ました。
最初は、夢の中で動揺して患者さんに意味不明な言い訳をしていましたが、
しばらくして、「あ、これはイグアナの仕業である」と思いながら目を覚ましました。
やはり、手の上にイグアナが載っていて、
また爪がちくちくしていました。

イグアナは半放し飼いですが、
自分の目が届かない時間帯に寒いところに入り込んで動けなくなり冷え切っているということが時々あるので、
眠るときなどは温室の入り口を閉めてから寝るようにしています。
が、それでも閉め忘れたりすると明け方にはコソコソ出てきてしまうようです。 

Yahoo知恵袋に「イグアナを飼っている人は、
イグアナを可愛いと思って飼っているのでしょうか」という質問がありました。
確かにちょっと顔は恐い節もあります。
が逆に、可愛くない生き物は世話しきれないです、多分。

「爬虫類を飼っている」と言うと、「イグアナとか?」とよく聞かれます。
そんなにイグアナは爬虫類を代表する存在なのでしょうか。 

「ベビーリーフミックス」は好評でした
(トーマストゲオアガマ)
ベビーリーフを堪能するトゲオイグアナ

いそいそ
 満足げなトゲオアガマ

あ”-
何か言っているトゲオアガマ

美味しいから出てきなよ
メスを食事に誘うオストゲオアガマ

そうしようかしら
出てくるメストゲオアガマ
 
ヒャッホー
 堪能するメストゲオアガマ

裸の俺様、爪切って下さい
(グリーンイグアナ)
なぜか威張るグリーンイグアナ
 

無論、生き物を飼育する上でその個体を大切にし、
成長を喜ぶのは当然のことといえます。
が、その先もしその大切な個体の子の顔が見られるとしたら、
それは親が孫の顔を見るが如くうれしいことのはずです。
私も、いつかはトゲオアガマの繁殖をしたい・・・!と考えています。
もちろん、個体あっての繁殖ですからそもそも親個体をきちんと生育できることが前提となりますが。

ポヤーン
IMG_0852


ここで、しばしば登場する本になかなか興味深いことが書いてあったので
述べさせていただきたいと思います。 


それは、トゲオアガマの繁殖をする上で、オスメス分けて飼育しておいて
いざ一緒にする時に、どちらのケージに入れるか?という問題です。
答えは、メスのケージにオスを入れる、なのですが、
その理由が興味深かったです。
オスは、新しい環境では自分のテリトリーを守らなくてはいけないという感覚が弱まり、
メスに対して攻撃的な態度を取りにくくなるということなのです。

私は以前サソリの繁殖を試みたことがあったのですが、
その時にも「メスのケージにオスを入れよう」と本にあり、
その理由をなぜだろうと思っていました。
恐らく同じことなのでしょう。
ちなみに、サソリは種類によりますが基本的に同種同士でも容赦なく殺し合う可能性があるので、
繁殖の際にも非常に気を遣います。

基本的にはメスの方が体格は大きくハサミは小さめ、
オスの方が体格はスリムにハサミは大き目にできています。
これは、オスのハサミがメスのハサミを押さえながら交尾に至るときに
有利に働かせるためのようです。
オスとメスの交尾は以下のような流れで行われ、「サソリのダンス」と呼ばれます。



最初の方に体を震わせているのがオスです。
これは、メスのフェロモンを感じ取ったオスが
「敵ではありません、餌でもありません、交尾しましょう」
とシグナルを送っているのです。
時にメスがこれに応えて振動することもあります。
彼らは数十メートル先の振動を感知できるほどに振動覚が非常に発達しており、
足で振動を感じるとどこの方向から来たかなどを的確にサーチすることが出来ます。

メスが受け入れると、ダンスが始まります。
基本的にはオスが動きのリーダーシップを取ります。
ダンスそのものの動きは以下の動画がわかりやすいと思います。



動いている間、オスは腹部についている、ペクチンと呼ばれるハケのような器官を使って
地面を撫でまわしています。
これは、 精莢(せいきょう)と呼ばれる精子の袋をやり取りするのに適した場所かどうかを
触覚で見極めているのです。
適した場所に来ると、腹部の生殖孔から精莢を放出してメスの生殖孔がその上に来るように移動させ、
メスの体を揺らします。
すると、精莢から精子が生殖孔を経てメスの体内へと入っていき、
受精すれば無事完了です。
このダンスで25mほど移動したりすることもあります。

オスは交尾が終わると食われないうちにそそくさといなくなりますが、
間に合わず種によっては食われてしまうこともままあります。
カマキリもそうですが、自然界においてしばしば
交尾後のオスは自分の子孫のための栄養と化します。

メスは数週間から数か月の妊娠期間を経て、出産します。
卵の形式ではなく、新生児の形で産むのです。 

初めてサソリの交尾を目の当たりにしたときには
生死を懸けたその美しい繁殖行動にとても感動しました。 

以下、スマホでの撮影です。

交尾中
NCM_0191


残った精莢(真ん中の白い紐のようなものです)
NCM_0196


子どもたちに幸あれ 
NCM_0192
 

トゲオアガマを飼い始めて当初、我々は一つの事実に驚きます。
それは、「トゲオアガマのケージには水容器が不要である」ということです。

以前、獣医さんに水容器の是非について聞いてみたところ、
「入れても入れなくてもどちらでもよい、
ただ、ひっくり返って湿度が上がったりするくらいだったら入れない方がよい。
トゲオアガマは基本的に溜まり水は飲まない。
繁殖個体だと飲むものもいるが。
健康な個体であれば、食餌から得る水と、
自分の脂肪を代謝して得られる水で十分にまかなうことが出来る。」
と言われました。

確かに、 調べてみたところ彼らの生息区域は年間5mmしか雨が降りません。
そんな環境では、雨水や溜まり水は期待できません。


 
上記の本によると、やはり大半の飼育者、ブリーダーが水容器を使用していないようです。
(上記の本の登場頻度が高すぎて、もはやステマかというレベルです・・・。
他の本もいずれレビューしてみたいと思いますが。 )

脱水、高タンパク食に伴う尿路結石に注意して育てていってあげたいと思います。

そして、初登場、汽水域に生息する唯一のカメ、ダイヤモンドバックテラピンです。

こんにちは、ニコニコ
ダイヤモンドバックテラピン、笑顔のように見えるが実はただの顔の模様である

ワヒャー
ダイヤモンドバックテラピン、夢中になって餌を食べている

トゲオアガマが大好きです。
大好きなので長生きしてほしいです。

長生きしてもらうにあたり、食餌内容は重要であります。
当ブログにちらほら出ている下記の書籍から、
食餌内容についての部分を抜粋して検討してみようと思います。


ちなみに著者は長年にわたり
トゲオアガマや他爬虫類、アガマ属のトカゲの飼育、繁殖に携わってきた人物だということです。

以下、意訳・抜粋です。


  まず、トゲオアガマは草食性ですが、
  その消化管系統は同じく草食性の馬やウサギに似ています。
  トゲオアガマの消化の大半は大腸で行われ、
  消化には細菌が大きく関与しています。
  この消化システムを「後腸発酵」と呼びます。
  こういったシステムはあまり効率的ではなく、
  低栄養の餌を大量に食べている動物によく見られます。
  動物性の餌を摂るには適していません。

  餌は毎日与えてください。
  ただし、体重を測定して、調整を加えながら行ってください。

  食餌の内容は同じ草食のイグアナに似ています。
  葉野菜(ただしカルシウムの吸収を阻害するほうれん草は除く)、
  スーパーで売っているような「春野菜ミックス」、
  ご家庭で無農薬で育てたハーブなども良いです。
  ニンジンなどをトッピングしてもよいでしょう。
  バラエティ豊かな新鮮野菜を与えましょう。
  冷凍野菜も使っても構いませんが、新鮮な野菜程の栄養は期待できません。
  果物も少量なら構わないでしょう。
  が、柑橘類は消化管にダメージを与える可能性があるので、避けます。
  一日の終わりに少量残るくらいの量を与えましょう。

  新鮮な野菜とは別に、乾燥豆類も与えてください。
  タンパク質の摂取が期待できます。
  ハッチリング、あるいは幼体のトゲオアガマには豆挽きで挽いて、
  小さくして与えてやってください。
  豆類は一日中食べられる状態にしましょう。
  鳥の種なども、自然界での食餌に含まれているため
  与えてよいでしょう。

  虫を給餌するのは長年議論になってきましたし、
  現在も議論の余地があるところです。
  が、虫を多く給餌することで腎機能障害、あるいは腎不全になることはよく知られていますので、
  1か月に1回以下に留めることをお勧めします。

  トゲオアガマは花やつぼみも喜んで食べることが知られていますが、
  花屋ではなく食品店で購入してください。
  花屋の花は保存料が添加されていることが多いためです。


・・・とこんなところでしょうか。

くつろぎ
(左からエジプトトゲオアガマ、サバクトゲオアガマ)
エジプトトゲオアガマ・サバクトゲオアガマが朝日の中でくつろいでいる


最初に、「毎日給餌する」とのことですが、日本においてはこれは一概に言えないかもしれません。
文中に「体重を見ながら調整する」ともあります。

まず、多頭飼育の場合、餌の1回量を減らすという形で調整してしまうと、
下位のトゲオアガマが餌にありつけなくなってしまうかもしれません。
そうすると、毎日餌を食べられないトゲオアガマがでてきます。
だとすると、餌はある程度しっかりボリュームを持たせるようにして、
餌をあげる頻度で調整せざるを得ません。

さらに、獣医さんからも「葉野菜の餌は毎日あげないように。
尿路結石ができやすくなるから。
豆類は常に食べられるようにしておくように。」と指導されています。
日本では小松菜、チンゲン菜など高タンパクな葉野菜しかスーパーで手に入りませんが、、
海外だと低タンパクな葉野菜も入手が簡単だったりするのかもしれません。
高タンパクな葉野菜を毎日モリモリ食べていたら、尿路結石になりやすいのでしょう。
豆もタンパクを含むので、この点に関しては私自身疑問ですが。

今まで葉野菜に関しては3日に1回給餌していましたが、
一部体重が減少しているトゲオアガマもいますので、
これからは2日に1回給餌してみようと思います。
豆類を一日中置いておくのは変えません。

多分、上機嫌です
(トーマストゲオアガマ)
上機嫌には到底見えない顔で多分上機嫌なトーマストゲオアガマ



リクガメ飼育などで、高タンパクな小松菜などの葉野菜よりも低タンパクな野草の方が望ましく、
「家庭菜園で育てた野草を与える」というのはよくお勧めされていますが、
実際のところ多忙な我々にとって野草を育てたりするのはなかなか難しいです。
また、野草を育てる土も気を付けないとあらかじめ人工肥料が添加されていたりするので、
必ずしも家庭菜園が安全とは言い切れないように思います。
逆に堆肥などが添加されていた場合、今度は寄生虫が心配です。
無論、無農薬、油かすで育てたクローバーなどを与えられればそれに越したことはないのでしょうが。

多分、笑顔です
到底笑顔には見えないけれどもおそらく餌でお腹が満たされて笑顔になっていると思しいトーマストゲオアガマ


虫の給餌についても言及されています。
なぜ植物性タンパクは好ましく、動物性タンパクが腎機能障害を引き起こすのか、正直わかりません。
ただ、これらのタンパク質は組成するアミノ酸がだいぶ違うようですので、
そういった違いが腎機能への影響の違いへと繋がっているのでしょう。
ちなみに私は全く虫を与えていません。

オッ
(エジプトトゲオアガマ)
餌を見て思わず身を乗り出している2匹のエジプトトゲオアガマ


花は日本で手にはいる食用のものと言えば、
食用菊でしょうか。
逆に、それ以外のものが思いつきません。

後ろの人、目がいっちゃってます。
ピントが合っていないせいだと思いたい。
サバクトゲオアガマ・エジプトトゲオアガマ。特に、ピントが合っていないせいかもしれないが後ろのエジプトトゲオアガマの目がいっちゃっている



ムシャムシャ
(ツギオミカドヤモリ)
 餌を貪っているのか、不愉快でスプーンに噛み付いているのか判然としないツギオミカドヤモリ

グールドモニターは、ナイルモニターと併せて一般的に粗暴なモニターワンツーとされています。
それでも、2m弱になることもあるナイルモニターに比べて1m前後で成長が止まること、
ナイルは食性の変化と言われていますがある時突然死することが多く、長期飼育例が少ないこと、
ごく稀に「ベタ慣れグールド」が存在し、扱える可能性もあることからか
ナイルモニターよりも成体を飼っている人は多いようです。
ナイルは「狂犬ナイル」とまで称されるほど野生味が強いようです。

買ってきた当初よりはだいぶ慣れました。
最初の時は、人の顔を見たらまず噴気音をあげ威嚇し、
ピンセットから餌をあげるどころかピンセットがケージ内に入っただけでパニックになって走り回り続け、
置き餌を食べさせるのも難儀でした。

それでも幸い食欲はよく保たれていたので、
私が顔を見せて声をかけてから餌をピンセットで入れてひたすらじっとし続け、
食べるのを根気よく待つという方法で餌を介して少しずつ人に慣れてもらうことにしました。

最初のうちは噴気音を上げながら餌を凝視しつつ「食べるかどうか」で延々逡巡し、
散々迷った末ようやく飛びつくので一つの餌を食べるのに5分程度要しました。
コオロギ5匹を食べさせるのも一苦労でした。
そうこうしているうちに、3週間程でピンセットから躊躇なく餌を採るようになり、
1か月半ほどしたところで、人の顔を見るとガラス戸にへばりついて餌をねだるようになってきました。
写真では、餌をもらえる期待感のあまり、糞をしてしまっています。
グールドモニター


しかし、そこからは、むしろ「人の顔=餌」という構図が出来上がってしまい、
人の手も餌に間違えてしまうようになってしまいした。

グールドは、「餌がピンセットにつままれて手に握られている」という状況は全く理解できず、
「餌+ピンセット+手=餌」、あるいは「手=餌」という認識になってしまうらしく、
餌でなく手やピンセットの方に全力で向かってくることがままあります。 
手だけ入れてるのに、餌と間違えて噛み付いてそのままぶら下がることもままあります。 
そして、餌を持っているピンセットに噛み付いたときはしばらくぶら下がっています。
歯形もほとんど残らない程度のあっさりした噛み方もあるので、
ブラーンとなっている時はやはり餌と間違えているような気が何となくします。
まあでも本を読むとグールドの性質はこんな感じらしいです。

ちなみに、小さくても歯は鋭く、噛まれると文字通りザックリ切れて大出血になります。
こんなことが今まで数回ありました。
意外と化膿はしません。

最近は、コオロギを数匹あげた後、さらにハンドリングしながら給餌することにしています。
「ハンドリング(=餌をもらえる)=満足」という図式を作るためです。

パブロフの犬と同じ原理です。
ベルの音を聞かせた後に餌をあげるようにすると、
ベルの音を聞いただけで唾液が出るようになるというのと同じ、
新たな反射の形成を狙っています。

給餌直後に体が冷えてしまうということで
このタイミングでハンドリングすることの是非はあるかもしれません。
が、室温を上げて(というか、そもそも常に30度程度あります)、
逆にプレートヒーターと同様にしっかり掌で温めてやるようにすれば消化不良のリスクも低くできますし
いいんではないかと思っています。

最近はハンドリングの最初こそ噴気音をあげていますが、
すぐに噴気音は止み、喉元を膨らます威嚇もやみます。
(ちなみに片手で一眼レフを操作するのは困難なので、この写真はスマホで撮っています。)

最初のうちは目もしっかり開いていますが
グールドモニター

段々と持たれていることも忘れ、
四肢はだらんと力が抜けてきます。
グールドモニター

段々眠くなり
グールドモニター


最後はこんな表情になります。
グールドモニター


このまま、ハンドリングを少しでも怖がらないようになってくれればいいなあ・・・と思います。

が、しかし、何故こんな生き物を慣らそうと苦戦するのか、そもそも買ったのか。
まず買った理由は、アトラスに載っていた二本足で立って斥候する姿に惚れ込んでしまったからです。

左側に大きく載っている姿が、グールドモニターの斥候ポーズです。
手足のたくましさ、斑目模様の美しさ、顔の凛凛しさが際立ちます。
飼育下でも時折この姿は見かけますが、長時間し続けるものではないため、
なかなか写真に収めることができません。 

以前、記事に書きましたようにキープされていたショップでの脱皮不全 により四肢の先端はこんな状態なので
グールドモニター

斥候ポーズが取れるかどうか疑問でしたが、幸い今のところポーズを取れています。 

そして、全くコントロールできないまま1mサイズになればこちらも大怪我することは必至です。
だとすれば、なんとしてでも慣らして
ある程度動きの予測などができるようになっていかなくてはいけません。
また、粗暴とされるモニターが自分に慣れてくれたら・・・という淡い期待もあります。
モニターは野性味溢れるからこそのモニター、と仰る向きもあるでしょうが、
私は厨二的憧れから、慣れてほしいなあ・・・と思ってしまいます。

ちなみにこの後ケージ掃除の時は相変わらず噴気音絶好調でした。
ツンデレです。
グールドモニター

実は、我が家のボールパイソンはもう3か月餌を食べていません。
買ってきてから一度も餌を食べていないのです。
温度はサーモスタットで30度を下回らないようにしていますし、
霧吹きも1日最低1回はして、部分的にミズゴケを置いてそこを重点的に湿すようにしています。
ハンドリングはほとんどしていないので、
触られ過ぎストレスもないと思われます。
ボールパイソン


置いたらささっと人気を消して、電気も消して様子を見るという
置き餌も試しました。
ただ、本来ボールパイソンは臭いではなく
ピット器官というところで温度を感知して餌を採るはずなので、
あっという間に冷めていく置き餌がどれくらい有効かは不明なのですが・・・。

ショップではラットではなく、冷凍マウスをあげていたとのことだったので、
冷凍マウスを解凍していろいろな温度にしてあげてみています。
解凍も湯煎にしたり、プレートヒーター上で溶かしたり
いろいろな方法で試しています。
上げる前にはマウスのお腹の部分をぐりぐりして、きちんと冷たい部分がないことも確認します。 

ショップでは週2回、よく食べていたということです。
「活マウス試してみたらどうですか」とも勧められましたが、
生餌しか食べなくなったら困りますし、マウスが逆襲してヘビがケガをするということも時折あるようなのです。

繁殖にも使ったオスのボールパイソンということで、生後1年以上は経っているはずなので、
季節性拒食だと思いたいのですが、それでも不安です。 
獣医さんには「季節性拒食なら体重は全然減らないはず」と言われましたが、
入れ物に入れて体重測定しようとしてもグネグネ動いてしまって動きが制御できず、
測定できませんでした。

ボールパイソンは元々サバンナに棲んでおり、
乾季と雨季に合わせて乾季はほぼ拒食状態になるはずなのです。 
で、雨季の到来と共に摂餌を始め、繁殖も始まるというのが自然のスパンです。
下記の本を参考にしています。
 




上記の本はUromastyx(トゲオアガマ)バージョンも持っていますが、
このシリーズのよいところは、単に飼育書としてのみならず、
地球のどんな地域に棲み、どんな環境で暮らしているのかということが写真も交え
しっかり書かれているところです。 
その上で、どんな飼育環境を作ってやったらよいかということが説明されています。
訳書が出てほしいなあと思うシリーズの一つであります。

ショップで食べていたのが、連れて帰ってきたら食べなくなったというのは、
やはりショップほどの温度、湿度管理ができていないからなのでしょう。
数週間に1度のペースで給餌トライをしていますが、
あと1か月程度で摂餌を再開してほしいところです。

強制給餌は試していません。
「成体のボールパイソンで今まで食べていたなら、
環境を整えて食べるまで待つのがよい」とビバリウムガイドに書いてありました。

この号にその話が出てくるわけではありませんが。
この「ビバリウムガイド」は日本で数少ない両爬虫類専門雑誌であります。

ちなみに、ヘビはケージ内で写真を撮るのが結構難しいです。
一旦動き始めるとなかなか止まらないですし、顔を写そうとすると全体像が写りません。

頼むから食べてくれ
あ、すいません、人違いです
フトアゴヒゲトカゲ

2月4日に行われた体重測定に引き続き、
今日も健康のバロメーター、体重測定を行っていきたいと思います。
()内は前回18日前の測定結果です。

トーマストゲオアガマ アダルト(オス) 99g(101g)   -2g
トーマストゲオアガマ アダルト(メス) 96g(94g)   +2g
(手前がメス、奥がオスです。)
mini_IMG_0774

(トーマストゲオアガマ ベビー(オス ) 36g
→亡くなりました。
亡くなる直前、病院で測ってくれた体重は32gでした。)

エジプトトゲオアガマ ヤング(オス) 274g(269g)   +5g
エジプトトゲオアガマ ヤング(メス) 123g(124g)   -1g
ゲイリートゲオアガマ アダルト(オス)(1)(左下肢欠損) 128g(136g)   -8g
ゲイリートゲオアガマ アダルト(オス)(2) 87g(94g)   -7g
サバクトゲオアガマ アダルト(オス) 132g(137g)    -5g

手前がサバクトゲオアガマ、奥がエジプトトゲオアガマのメスです。
トゲオアガマは、なぜか他個体の体もよくペッペッと舐めています。
mini_IMG_0768

ゲイリートゲオアガマ(左下肢欠損)
頬紅を塗ったかのような顔が特徴です。
mini_IMG_0761


どうしても測定中に動いてしまいますし、糞をした前後で多少変わるでしょうから、
±3gまでは誤差の範囲内でしょう。
となると、エジプトトゲオアガマのオスが体重が増え、
ゲイリートゲオアガマの2匹、サバクトゲオアガマが体重が減ったことになります。

増えたのはともかく減ったのは事実ならば気になるところです。
しかし、ケージの中での行動を見ているに特に威嚇されて活気がなかったり
餌にありつけていないような様子もありませんのでこのまま少し様子を見ることにします。

どんどん減るようであれば、ケージを分けてやらなくてはいけません。
多頭飼いの基本的なお約束は、問題が生じた時にはとにかく分けてやることです。

今まで登場していなかった面子に、サバンナモニターがいます。
ちなみに「モニター」とはオオトカゲのことです。
サバンナモニターはアフリカ大陸に分布し、最大全長100cm前後、
自然下では乾季に休眠、雨季に活動しています。
世の中で「不活発なモニター」 と言われていますが、
本当に飼っていて積極的に活動するのは給餌の時、
あるいはハンティングモードに入った時くらいです。
本日は餌をくれと興奮してケージから走り出たグールドモニターが
そのままサバンナモニターのケージ脇を駆け抜けたため、
サバンナモニターも大興奮になりました。
サバンナモニター


モニターが死ぬのはしばしば肥満、痛風によってです。
以前、アオジタトカゲが食欲不振で獣医さんに連れて行ったところ、
「雑食性と言っても、自然界でピンクマウスなんかが落ちているわけもなく
普段は昆虫を動物質の餌をとして食べている。
ピンクマウスもヒナウズラもあげてはダメだ。
飼育下において非常に多いのは
タンパク質過多による尿酸高値で合併症を起こすパターンだ。
とにかく人は餌をやり過ぎだ。」
と言われました。
おそらく、肉食のモニターにも似たようなことが言えるでしょう。
自然界ではマウスなどの栄養豊富な餌が頻繁に採れることはなく、
大半は追いかけてようやく捕まえた昆虫などで命を繋いでいます。
リクガメ飼育における、小松菜より野草のような低タンパク食の方が望ましいという話と同様に
飼育下では低タンパク、低カロリー食を人が心がけてやらないとだめなようです。
サバンナモニター


というわけで、サバンナモニターには全長40cm程度でも
基本的に昆虫(冷凍コオロギ)を2日おきにしかしかあげていません。
それでも腰回りの肉付きはしっかりしているので、
十分栄養はまかなえているのだと思われます。 
サバンナモニター

サバンナモニターは特に不活発で、かつ乾季に冬眠することから栄養を貯留しやすく
結果飼育下では肥満で死ぬことが多いため、栄養過多にならないよう非常に気を付けています。
本来ならば運動量を増すために活コオロギをあげたいところですが、
活コオロギはその存在自体が臭い上、栄養満点な状態を維持するのが大変なため
市販の冷凍コオロギを利用しています。
今後も、様子を見ながらですが基本的には昆虫食で育てようと考えています。 
ちなみにところどころ白っぽいのは脱皮の途中だからであります。 
また、床をほじくり返しどうしてもガラス面が露出してしまうので、
床を舐めない種であることを考えて
トゲオアガマ用に大量購入してしまった水草用の土を利用しようかと思っています。

人のケージに侵入するのはやめて下さい
(グリーンイグアナinトッケイヤモリケージ、グリーンイグアナも脱皮中)
グリーンイグアナ・トッケイヤモリ
 
追記:2014年10月31日分の記事も併せてお読みいただければと思います。 

肺炎で1週間入院し、退院したと思ったら 食欲不振と下痢で続いて入院していたヘルマンリクガメが
退院してきました。
今はレントゲンで腸管内にあったガス像も消え、
よく食べている結果として便塊像がしっかりと写っていました。
獣医さんに、
「温度、湿度が問題ないのであれば
ケージが広過ぎてかつ隠れる場所もないのが恐怖心から行動範囲を狭めてしまい、
結果餌までたどり着くことができなくなることが問題かもしれない」 と言われ、
勧められた方法でケージインケージを準備しておきました。
自然界において仔ガメが広いところを歩くことはなく、
草むらなどに隠れながら歩くのが本来の姿だからとのことでした。
具体的にはこんな感じです。
ヘルマンリクガメ・ケージ

サーモスタットで30度保証にした60cmの水槽に、
長辺40cmのプラスチックケースを入れ、水場を入れます。
そして下3分の1にプレートヒーターを当てます。
ただ、直に当てると溶けてしまうこともあるので、床のガラス越しに当てます。 
(先日はサソリのプラスチックケースが溶けてしまっていました。
以前、「暖突」という暖房器具を取り付けた時にも溶けてしまいましたし、
プラスチックケース は思いのほか熱に弱いようです。)
プラスチックケースの床にはペットシーツを敷き、
床面には新聞紙を短冊切りにしたものをクシャクシャにして入れました。
これも、色が付いているとカメが誤食する可能性があるため、
色がついていないところを使うようにと言われました。
これがシェルター、自然界で言う草むら代わりになります。
あとはバスキングスポットのおこぼれの光程度を隅の方に当てます。
後ろに新聞があるのは、なるたけ狭まった場所感をカメに与えるためです。
当初前面の引き戸ガラスは付けない予定でしたが、
イグアナが侵入してプラケース内をうろつき、餌を横取りしカメを踏んづけるという蛮行に及んだため
付けることにしました。
カメはひとしきり餌を食べたあとシェルターに潜って眠ってしまいました。

もはやどこにいるのか写真ではわかりません。
甲羅のごくごく端が小さく写っていますが。
ヘルマンリクガメ・ケージ

そして、小さいトーマストゲオアガマは腸管に詰まっているものが何かをさかんに獣医さんが気にされ、
私自身も今後の他個体の管理の参考になると思ったので解剖をお願いしてきました。
数日後に連絡をいただいて、迎えに行く予定です。

カメラが好きな父が、カメラを始めたばかりの私に「店頭で見つけたから買った」と雑誌を送ってくれました。

確かに初心者の私でも苦なく読める内容で、ありがたいです。
そういえば、父は
「自分で言うのもあれなんだけどねー、ぼかァねー、
写真の夜間学校に通っていた頃ね、『きさい』と呼ばれていたんだ」と言っていました。
『鬼才』か『奇才』か、はたまた『奇祭』か確認するのを忘れました。

奇人
ツギオミカドヤモリ
 

本来の給餌予定日の本日が私の仕事上給餌できなかったため、昨日トゲオアガマ給餌日となりました。
一日しか間が空いていないせいか、前回ほどの熱狂はなかったです。

が、一昨日給餌日であったイグアナがおこぼれを欲しがりやってきました。
肩にしがみついてきたのでつい笑顔がこぼれ、小松菜をひとかけらだけあげました。

クレクレ
グリーンイグアナ
 

ちなみに、イグアナは専用の温室もあるものの出入り自由で、半ば放し飼いになっています。
もう少し暖かい気候になってから放し飼いにしようと思っていたのですが、
以前手の上で給餌している時に好奇心から食餌後に室内を走り回るようになってしまいました。
それならいっそ放し飼いに適するように外と中とを繋ぐコルク棒を付けたりして体裁を整えました。
放し飼いの体裁を整えてからは、
食餌後ちゃんと自分の温室に戻ってバスキングしたりプレートヒーターで腹を温めたりするので、 
まあ様子を見ています。

イグアナケージ 
ガラス面は、鼻から吹き出す塩水によって汚れてしまっています。
掃除しなくてはいけません。
 
食餌の後も含む、バスキングは重要です。
彼らは自分の体が必要な時に温まりに行って、代謝を上げて活動、あるいは消化などします。
トゲオアガマのケージのバスキングおよび一番温度が低いところの温度をそれぞれ測ってみました。

トーマストゲオアガマケージ
(使用バスキングランプ150W、ケージサイズ120cm)
バスキングスポット直下:65度
一番温度が低いところ:31度
トーマストゲオアガマケージ 

他アガマケージ
(エジプトトゲオアガマ2匹、ゲイリートゲオアガマ2匹、サバクトゲオアガマ1匹)

(使用バスキングランプ150W、ケージサイズ120cm)
バスキングスポット直下:68度
一番温度が低いところ:32度
(写っているのはエジプトトゲオアガマです)
トゲオアガマケージ
 

しかし一番大切なのは、そこに表示される温度ではなく、個体が
バスキングスポットで温まる→活動→また温まりに来る
というサイクルで動けていることです。
また、低いところの温度が適切に低くないと、
ずっと体が過剰に温まっていることになり今度は衰弱してしまいます。
温度が高いところから低いところまで存在することを、「温度勾配がある」といいます。

時に颯爽と
(トーマストゲオアガマ)
トーマストゲオアガマ

時に愛らしく
(ゲイリートゲオアガマ)
トゲオアガマ


ゲイリートゲオアガマ

時に険しく
(キタアオジタトカゲ)
キタアオジタトカゲ

 
時にこっそりと
(ヒョウモントカゲモドキ)
ヒョウモントカゲモドキ
 

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