とげ男の毎日

トゲオアガマ好きの爬虫類日記です。

2014年08月

記事にお立ち寄りくださった皆さま、ありがとうございます。
「とげ男の毎日」は私の諸事情によりしばらく更新をお休みさせていただきます。
また皆さまに新しい記事を見て頂ける日を楽しみに頑張っていきますので、
時折「とげ男」を思い出してお立ち寄り戴ければ幸いです。 

サルバトールモニターとヒョウモントカゲモドキ、淡い恋

サルバトールモニター:「やあ・・・、初めまして。
               名前は何ていうの?
               (猫目美人だ。
               美人でいて、柄が可愛いな)」
ヒョウモントカゲモドキ:「あの・・・、ヒョウモントカゲモドキです。
               あなたは?
               (お顔がスマートで素敵な方・・・ドキドキ)」
サルバトールモニター:「いい名前だね。 
               僕はサルバトールモニター、またの名をミズオオトカゲっていうんだ。
               よかったら今度、コオロギ狩りにでも行かない?」 
ヒョウモントカゲモドキ:「 私、コオロギ大好きなの!!
               行きたいです!!
               (うわあ、デートだぁ!!)」

二人の間に芽生えた初々しく、瑞々しい感情。

だが、サルバトールモニターの成長と共に二人は捕食、被食関係になっていく。
淡い恋は、春の雪のように消え去る運命である。

あまり、サルバトールモニターのことばかり書いていると原点がわからなくなりそうなので、
今日は久しぶりに「とげ男」、ことトゲオアガマの写真です。

かとちゃんぺ
ゲイリートゲオアガマ、かとちゃんぺ

床材が、水草用ソイル+鳥の種だったのを、
ソイルが消化管閉塞を起こす危険性があるため、 
現在は鳥の種だけにしています。

これで、葉野菜に床材が付いても安心して見ていることができます。

一時期口腔内膿瘍で入院していたゲイリートゲオアガマもすっかり元気になりました。
写真の真ん中の個体です。 
他、左は同じくゲイリートゲオアガマ、右はサバクトゲオアガマです。 

昨日、朝ツギオミカドヤモリのケージを見ると「真っ黒」になっていました。

この真っ黒な姿を初めて見た時は、
「体調悪いのかな、死んじゃったりしないかな、大丈夫かな」
と思っていました。
が、翌朝色が元通りの緑色になっているのを見て
「脱皮したのだな」
とわかりました。 

飼い始めてから1年弱、脱皮は幾度となく繰り返されました。

昨日の、真っ黒な脱皮前のツギオミカドヤモリです。

黒々
脱皮前のツギオミカドヤモリ

脱皮前ということもあり、いつもよりも入念に霧吹きをしっかりしておきました。

そして、夜部屋の電気を消してぼんやりしていたところ、 
何と見ている前でツギオミカドヤモリの脱皮が始まりました。
脱皮中の姿を見るのは初めてでした。

ぬぎぬぎ
脱皮中のツギオミカドヤモリ

この後、浮いた皮の部分を木などにこすりつけながら、
すりすりと脱いでいきました。

本当はすべてを見届けたかったのですが、
残念ながらあまりの眠さにここで挫折してしまいました。

そして、今日、綺麗に脱ぎ切った姿です。

ニヤニヤ
脱皮後のツギオミカドヤモリ

爪先に少し脱皮殻が付いていますが、
今回も脱皮不全などを起こすことなく無事に脱皮してくれました。 
よかったです。 

ヒヨケムシという虫がいます。
正確には奇虫であり、昆虫ではありません。
サソリとは親戚の関係にあります。

 

上はヒヨケムシの動画です。
昨年の7月、私はこの動画に出てくる黄色いヒヨケムシと、

 

この動画に出てくる黒いヒヨケムシを買いました。

ヒヨケムシはウデムシ、サソリモドキと併せて「世界三大奇虫」と呼ばれます。
爬虫類ショップで売られているのはよく見ますので、
珍しいという意味ではなく文字通り「奇っ怪な虫」ということなのでしょうね。 

こんな見た目も動きも非常に可愛らしいヒヨケムシですが、
長期飼育は困難と言われています。
実際、私も飼育を始めて3か月程で2匹共死んでしまいました。

元気だったのは最初の1か月だけで、
あとの2か月は餌もうまく捕ることがことができなくなり、
世話をするのが辛かった思い出があります。

 今年も7月頃に爬虫類ショップで見かけて、
「ヒヨケムシは季節性に輸入されてくるのだなあ」と思いました。 

前回の記事で、サルバトールモニターの総排泄孔から寄生虫が出てきた件をご報告しましたが、
幸いその翌日に獣医さんを受診することが出来ました。
結果、出てきた寄生虫は条虫で、排泄物の中からは線虫の虫卵も見つかりました。
条虫は中間宿主が必要なため飼育下で再感染するリスクは低く、
また線虫に関しても現在のところ健康への影響はないようだが一応駆虫しておく、
ということで駆虫薬を戴きました。

駆虫中は床材を砂利からキッチンペーパーなどに変更した方がよいかお聞きしてみましたが、
どうせ周囲をペロペロやってまた虫卵を拾って再感染したり、
餌の中に含まれていたりするのでそこまで気にしなくてもよいのではないかとアドバイスをいただきました。

ということで、床材も替えず、まああまり気にしてもしょうがないよねという結論で、
またサルバトールモニターと毎日遊び始めました。

今日は、夕方少しまとまった時間で寝室を猫遣らいをし、
サルバトールモニターをのびのび遊ばせました。 
猫はサルバトールモニターを襲うわけではないのですが、
手先でちょこちょこ触りたがるので念のためご退室いただきました。

今までは、部屋の中で体が冷えたらまたケージに戻し、
体が温まったところでまた部屋に出して遊ぶ・・・ということを繰り返していました。

が、いよいよ今日から本格的に部屋で遊ばせる体制を整えようと思い、
ベッド柵にパワーサンを設置し、ペットシーツの下にプレートヒーターを入れて
バスキングスポットを作りました。

遊ぶ時にいつも同じところにバスキングスポットを設置しておけば、
そのうち覚えて自分で温まりにくるようになるでしょう。
今日は、サルバトールモニターの様子を見ながら私が手動でバスキングスポットへ移動させました。

こんな感じです。
サルバトールモニター仕様のセッティングです


艶やかな流し目にやられます。
サルバトールモニターの艶やかな流し目です

ひとしきり遊んだあと、口に犬だか猫だかの抜け毛束が付いています。
サルバトールモニターにヒゲが生えたかのようです。
サルバトールモニターの口元に毛が付いています

部屋で自由に遊ばせることの利点は、
運動不足解消、人馴れへの期待などいろいろあります。
が、それ以上に今日感じたのは
全方向性にサルバトールモニターを観察しその魅力を感じられることだということです。

ケージの中とも、ハンドリング中ともまた違った方向から見ることができます。 
サルバトールモニターから見下ろされる感覚、
床に寝ころびサルバトールモニターと同じ高さで目線が合う感覚、
カーテンによじ登ったりして大きく四肢を動かす時の力強さの実感、
上からまじまじと全身を見る時のその大きさの実感・・・などなど枚挙に暇がありません。

改めて、その魅力に背筋がぞくぞくしました。

荷物や棚の合間に隠れたり顔を出したりする、様々な表情を楽しみながら
「彼岸島 最後の47日間」の最新刊を読みました。



サルバトールモニター仕様に室温を31℃まで上げたことを除けば、
静かで快適で贅沢な時間でした。 

最後に冷凍ワカサギをあげて、今日は終わりにしました。
冷凍ワカサギをくわえ直そうとして、
魚の汁がシーツ(ペットシーツではありません、人間のです)の上に飛び散ったのも、
こんな満足気な顔を見せられたらもうどうでもよくなります。

満足げなサルバトールモニター

先ほど、サルバトールモニターが水容器の中でウトウトしていたと思ったら、
容器から出てきて総排泄孔周囲を床に押し付けるようにしながら歩き始めました。
「排尿かな?」と思い見ていたら、総排泄孔の場所から白いものが出てきました。
それをズル・・・ズル・・・と引きずり床に押し付けながら歩いていると、
床に白い長い跡が付きました。

尿酸か、と思いその箇所の床材を取り除き、
出てきたものを何気なくしげしげと見ると・・・体節があります。

寄生虫です。
毎日の糞の中に山ほど虫卵と時に虫体があったことでしょう。
糞はいつも水容器の中でしていました。
つまり、体は常に虫卵まみれだったということです。

あー、連れ帰ってきた翌日、浴槽の中で遊ばせました。
浴槽の中で盛大に排泄をしていました。
「お風呂は気持ちいいだろう」と満足げに見ていました。

あー、糞尿の入った水容器の中に落ちている床材を浴室で洗って
リサイクルしていました。
「洗える床材はリーズナブルだしエコだなあ」と思ってニヤニヤしていました。

あー、それ以前に毎日たくさんハンドリングして、
布団の上でもたくさん遊ばせました。
枕の上に乗せながら、
「ウフフ、今日から一緒に寝たいくらい可愛いけど、
寝返りで潰しちゃたりしたらいけないから、
大人になったらぴったりくっついて寝ようね」
と思っていました。

予想はできたことですが、ちょっとショックです。
いろいろ「やってしまった」感が否めません。

2週間後にダイヤモンドバックテラピンの甲羅の感染症の定期受診の予約を取っており、
サルバトールモニターもその時検診をおねがいする予定でしたが、
もっと早めの予約を取ろうと思います。 

めげずに明日も一緒に遊びます。
サルバトールモニター、一緒に獣医さん行こうね

 

世の中はジャパンレプタイルズショー一色ですね。
(いや、そんなこともないですね。)
ブログをご覧くださっている皆さまはいらっしゃいましたか。
いらした方は楽しいこと満載だったかと思います。
明日いらっしゃる方、存分に満喫してらして来てください。 
いらっしゃらなかった方、いらっしゃれなかった方、存在をご存じなかった方、
暑さと人込みが苦手でイベントに行けない私とぜひ悲しみを共有してください。 
いつかは私も頑張っていきたいと思っています。

サルバトールモニターを迎えてから明日でちょうど一週間になります。
私自身はまだ興奮冷めやらぬ感じですが、
サルバトールモニター本人はだいぶ環境に馴染んできたような気がします。
まあ元々連れてきた時から人影や振動には全く動じることがなかったのですが。

以下、あくまで私論、ただの好きな物語りです。

私の好きな二大巨頭のモニター、
グールドモニターとサルバトールモニターは少し似ているように思っていました。

一番似ている点は、カラーリングでしょうか。
サルバトールモニターには色変、亜種間相違などはあるものの、
見かける個体は黒と黄色のカラーリングが多いです。

脱皮前なので茶色がかっていますが、
剥けたところは黒と黄色です。
サルバトールモニター、物憂げな表情

亜種、産地によっては、この色のコントラストがもっと鮮やかだったりもします。

そして、眼の脇に走る一本の黒いライン。
まるでアイラインのように眼差しを強調します。
これはグールドモニターにもあります。

サルバトールモニターは顔全体はシャープさを感じさせるものの、
瞼に存在感があるため、少し視線を落としているような、どことなく物憂げな表情にも感じられます。
吻端も少し緩やかなカーブを描いて、水鳥のような印象です。

一方、グールドモニターはカラーリングが同じですが、
顔が圧倒的に鋭さを放っています。
グールドモニター、その鋭い眼差し

瞼の存在感は殆どなく、吻端が直線的でやや短いこと、
頭部の黒面積が多いことと相まって精悍な印象です。
同じ鳥でも猛禽類を彷彿とさせます。

この鋭い眼差しで睨めつけ噴気音を上げる様は、
ベビー個体であっても凄まじい迫力と魅力で私を圧倒します。

今回サルバトールモニターを迎えたことで、
私の爬虫類飼育初期からの夢はついに叶いました。
これからは、モニターと、他の生体たちの育成が目標になります。

皆が健やかに、大きく育つことを祈ります。 

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