とげ男の毎日

トゲオアガマ好きの爬虫類日記です。

カテゴリ: ボールパイソン

どうということはなく、思い出話です。

ちょうど1年前、このボールパイソンに一目惚れし、
「初心者にはコーンスネークが良い」という世間一般の評判を無視して購入しました。

購入するなり拒食が始まり、
季節性であるか確信が持てなかったため、
不安な半年間を過ごしました。

そして、半年経過して突然湿度が50%を超えた日に摂餌を再開した時には
摂餌の動きのしなやかな美しさに心から感動しました。

その後、ボールパイソン、サルバトールモニター以外の生体を総て手放すという出来事があり、
気付けば家にいる生体で一番長い付き合いはボールパイソンになっていました。

ボールパイソンのその無機質で静謐な美しさは折れた私の心に染み入るようでした。

そこから、ヘビ達との付き合いが始まりました。
どのヘビも個性はありますが、
どのヘビも皆静謐な揺らぎを室内と私の心ににもたらしてくれます。

最近湿度がとみに下がってきています。
間もなく、またボールパイソンの季節性拒食が始まるでしょう。

1年の付き合い、ボールパイソン


「本日の」シリーズです。
・パプアンジャガーカーペットパイソンのシブリングです

2014年11月4日のシブリングです

・セントラルパイソンです

2014年11月5日のセントラルパイソンです

・グリーンパイソンです

2014年11月5日のグリーンパイソンです


最後に、以前コメント欄にて麻友子さんに「部屋の様子を見せてほしい」というリクエストを戴きましたので、
飼育部屋兼居間の飼育棚の写真をご紹介いたします。

飼育部屋です

一番上の段にもケージやプラスチックケースが並んでいます。
3段組みの什器が3列並んでいて、
反対側の壁は今は物置と化したイグアナ温室と、
テレビ台の上にテレビ、そしてエメラルドツリーボアのケージが置いてあります。 

ボールパイソンが、いろいろな意味で目覚めてきているようです。

季節性の拒食は先週終了し、それからは週2回アダルトマウスLをよく食べています。
五感がよりくっきりと目覚めつつあるのか、
昨日はマウスの解凍が終わりマウスの入っている袋を開けた瞬間、
臭いを嗅ぎつけて頭を持ち上げて側面のプレートヒーターにアタックしていました。

解凍と無関係に私が側面のガラスに手を当てただけでも
ガラスを通じて熱が伝わりピット器官(口の上にある温度センサー器官です)が反応するらしく、
舌を出しながら様子を伺っています。

また、私がケージの前を通っただけで振動を感じ偵察のために頭を持ち上げています。

五感が目覚めつつあるのだな・・・と思います。

そして先日、拒食中は我慢していたハンドリングをしようと思い立ちました。
今までケージ掃除などで体全体を持ち上げてケージ内を移動させるくらいのことはしていましたが、
本格的なハンドリングは半年前に購入してから初めてです。
ワクワクします。

さあ、ケージ内に手を差し入れて一気にボールパイソンを持ち上げようとします。

指先が触れた瞬間、

シューーーー・・・

あれ?
何かシューっていっているかも?
気のせいかな?

30秒くらいしてもう一度、触ってみました。
触った瞬間、

シューーーー・・・・

あ、噴気音だ・・・
触るなって言われた・・・

いろいろ目覚めた結果、野性に目覚め触られることの不快さにも目覚めてしまったようです。
拒食すると困るので、不要に触るのはやめようと思いました。

触るだけでこんなに反応するのでは、ケージ掃除も困難になりました。
まあ、しないわけにはいかないので
ボールパイソンに触らないようにしながらすることになると思うのですが。

今日もマウスがうまい!!
ボールパイソン、絶賛お食事中!!
ボールパイソン、絶賛お食事中

昨年11月初めて買った、かつ今まで購入した中で唯一のヘビがボールパイソンです。

ヘビを飼ってみたいなという思いがあり、
外見的にはえらの張った顔が実にヘビらしいボールパイソンが欲しいなと思っていました。
しかし、調べたところボールパイソンは拒食することもあり、
初心者はコーンスネークがお勧めとのことでした。
コーンスネークの中ではオケッティ(オキーティーというのが正確な発音に近いらしいですが)が
ナチュラルでいいなと思い、ショップへ探しに行きました。

が、ショップにいたオケッティはハッチリングかという程小さい個体で
とても初心者の私が育てられる気はしませんでした。
今まで飼ったことのない種の飼育を始めるなら、
予備能の高い亜成体~成体から始めないと不安があります。

そこで他のヘビケージにも目を向けてみると、
ザ・ヘビという感じのシナモンモルフのボールパイソン♂成体がいました。
むっちりとした質感、美麗な色調と模様、光沢、妖しげな魅力、
総てが私の目を釘付けにしました。

そうだ、私はヘビが欲しかったんじゃない、
ボールパイソンが欲しかったんだ・・・!
どの道ヘビは初めてなのだから、難しいに決まっている。
だったら、欲しいボールパイソンを買って、頑張って管理しよう・・・!

と思い、ボールパイソンを購入しました。
幸い、家に準備していたのは横60×高さ60cmのボールパイソンも飼えるケージでした。
ボール欲しいよーーと思い飼育方法も本でずっと熟読していたので
温度などの諸々のセッティングにも悩みません。

買ったその日はハンドリングなどもちろんせず、大事にケージに入れ、
ニヤニヤしながらずっと眺めていました。
次の日、いよいよ初めての給餌です。

マウスを解凍するのも初めてでしたが、
とりあえず定評のある「袋に入れて湯煎」をして解凍しました。

お腹をグニグニ触ってもしっかり温かいことを確認し、
いざ給餌です・・・!
あれ、舌は出すけど食べない・・・。
まあ、まだ来て2日目だしね。
と思い、次の給餌日は1週間目にすることにしました。

次の給餌も食べません。
その次の給餌も食べません。
まさか、いきなり季節性の拒食が始まったのだろうか・・・。

霧吹きをしても、解凍方法を変えても、置き餌をしても、部屋を真っ暗にして給餌しても、
食べません。
食べません。
食べません。

そうこうしているうちに脱皮不全も起こし、段々悲しい気持ちになってきました。

季節性の拒食ならいいけれども、
環境の変化で体に異常を来したりしているんではないだろうかという不安が常にありました。
ショップの店員さんには「活マウスどうですか」とも勧められましたが、
正直活マウスを買ったら今度はマウスに情が移るに決まっています。
そこまでは踏み切れません。

懸命に、「これは季節性の拒食だろう」と思い込んで水替えだけせっせとすることにしました。

11月、12月、1月、2月、3月・・・長い時間が過ぎました。

4月、そろそろじゃないか!?と思い給餌したところ、まだ食べません。
ちょうどその頃は記録的に湿度の低い日が続いていました。
もうじきしたら湿度も上がって、きっと食べるよと思い、待つことにしました。

冷凍マウスのストックは1度も食べてもらえないまま底を尽きかけていました。

そして、今日。
ここ数週間で気候は劇的に変化しつつありました。
湿度は10%近くから50%程度まで上昇し、一昨日雨も降りました。

昨晩、「よし、今日また給餌してみよう」と思いマウスをプレートヒーターの上で解凍し始めました。
が、なかなか解凍できずそのうち眠くなってしまいました。
「明日明け方に起きて給餌しよう」と思い、眠りました。

そして、本日明け方、もはや期待も乏しく解凍マウスをボールパイソンの眼前に持って行ったところ・・・
ついに食べました。
光速の速さで飛びつき、一瞬でマウスをぐるぐる巻きにしました。
間もなく、口を「もっもっ」と動かしてマウスを喉の奥に押し込み始め、
あっという間に飲み込みました。

ヘビの摂餌を見ること自体初めてだったので、
食べた嬉しさより光速の動きに対する驚きでしばらく呆然としていました。
しばらくすると、ようやく食べたという喜びがわいてきて、
ケージの前で転がりました。

ゲイリートゲオアガマが入院することになり気分が沈んでいたところだったので、
尚のこと嬉しく思いました。

また半年後にやってくる拒食の時期まで、ボールパイソンに楽しく給餌することにします。

嬉しいので、たくさん写真を載せさせてください。

もがっ
ボールパイソン初めての摂餌1

咥え直してもう一度もがっ
ボールパイソン初めての摂餌2

もーっ
ボールパイソン初めての摂餌3

もっ
ボールパイソン初めての摂餌4

もっ
ボールパイソン初めての摂餌5

もがっ
ボールパイソン初めての摂餌6
もぁーっ
ボールパイソン初めての摂餌7

もぉっ
ボールパイソン初めての摂餌8

もふっ
ボールパイソン初めての摂餌9
あー
ボールパイソン初めての摂餌10

ごくん
ボールパイソン初めての摂餌11

先日、上司に
「先生、アナコンダ飼ってるんだって?」
と聞かれました。
「いえ、もっとちっちゃいヘビは飼っていますが、アナコンダではありません。」
と答えました。
ボールパイソンはいますが、アナコンダはいません。 
 上司は聞こえているのか聞こえていないのか
「すごいよなあ・・・」
とぶつぶつ呟いていました。

以前、外科の先生に
「先生、ヘビって何食べるの?」
と聞かれたので、
「マウスです。」
と答えたら、横から別の外科女医に
「え~まじで~気持ち悪ぅ~~」
と言われました。

何?ヘビが?マウスが?私が?

多くの人にとってヘビは一般に「超危険な動物」であり、
ヘビを飼っている人は「超変人」になります。

わかりあえなくて、寂しいですね。


あくびの決定的瞬間
あぁ
ボールパイソンあくびの決定的瞬間


あぁ~あ
さらにボールパイソンあくび



ふぅ
ボールパイソンあくび終了


キョロキョロ
 ボールパイソンの顔を正面から見たら

目がパッチリしてます
ボールパイソン目がパッチリ

可愛いよ!! 

実は、我が家のボールパイソンはもう3か月餌を食べていません。
買ってきてから一度も餌を食べていないのです。
温度はサーモスタットで30度を下回らないようにしていますし、
霧吹きも1日最低1回はして、部分的にミズゴケを置いてそこを重点的に湿すようにしています。
ハンドリングはほとんどしていないので、
触られ過ぎストレスもないと思われます。
ボールパイソン


置いたらささっと人気を消して、電気も消して様子を見るという
置き餌も試しました。
ただ、本来ボールパイソンは臭いではなく
ピット器官というところで温度を感知して餌を採るはずなので、
あっという間に冷めていく置き餌がどれくらい有効かは不明なのですが・・・。

ショップではラットではなく、冷凍マウスをあげていたとのことだったので、
冷凍マウスを解凍していろいろな温度にしてあげてみています。
解凍も湯煎にしたり、プレートヒーター上で溶かしたり
いろいろな方法で試しています。
上げる前にはマウスのお腹の部分をぐりぐりして、きちんと冷たい部分がないことも確認します。 

ショップでは週2回、よく食べていたということです。
「活マウス試してみたらどうですか」とも勧められましたが、
生餌しか食べなくなったら困りますし、マウスが逆襲してヘビがケガをするということも時折あるようなのです。

繁殖にも使ったオスのボールパイソンということで、生後1年以上は経っているはずなので、
季節性拒食だと思いたいのですが、それでも不安です。 
獣医さんには「季節性拒食なら体重は全然減らないはず」と言われましたが、
入れ物に入れて体重測定しようとしてもグネグネ動いてしまって動きが制御できず、
測定できませんでした。

ボールパイソンは元々サバンナに棲んでおり、
乾季と雨季に合わせて乾季はほぼ拒食状態になるはずなのです。 
で、雨季の到来と共に摂餌を始め、繁殖も始まるというのが自然のスパンです。
下記の本を参考にしています。
 




上記の本はUromastyx(トゲオアガマ)バージョンも持っていますが、
このシリーズのよいところは、単に飼育書としてのみならず、
地球のどんな地域に棲み、どんな環境で暮らしているのかということが写真も交え
しっかり書かれているところです。 
その上で、どんな飼育環境を作ってやったらよいかということが説明されています。
訳書が出てほしいなあと思うシリーズの一つであります。

ショップで食べていたのが、連れて帰ってきたら食べなくなったというのは、
やはりショップほどの温度、湿度管理ができていないからなのでしょう。
数週間に1度のペースで給餌トライをしていますが、
あと1か月程度で摂餌を再開してほしいところです。

強制給餌は試していません。
「成体のボールパイソンで今まで食べていたなら、
環境を整えて食べるまで待つのがよい」とビバリウムガイドに書いてありました。

この号にその話が出てくるわけではありませんが。
この「ビバリウムガイド」は日本で数少ない両爬虫類専門雑誌であります。

ちなみに、ヘビはケージ内で写真を撮るのが結構難しいです。
一旦動き始めるとなかなか止まらないですし、顔を写そうとすると全体像が写りません。

頼むから食べてくれ
あ、すいません、人違いです
フトアゴヒゲトカゲ

昨年11月から、現在日本で最も人気のあるヘビの一種、ボールパイソン(ニシキヘビです)の「シナモン」という形質のオスを飼っています。
購入して間もなく最初の脱皮をしましたが、湿度不足から脱皮不全をおこしてところどころ脱皮がうまく行えていない箇所が発生し、獣医さんに剥いてもらう結果になりました。
今回、数日前から脱皮の徴候である「目が白濁してくる」という現象が見られたので脱皮が近いとは思っていました。
獣医さんからアドバイスされた、濡れたタオルを入れておくというアドバイスに従ってその通りにし待っていたところ、一時間程前に脱皮をしました。
今回は問題なく20分程度で総て綺麗に剥けて成功でした。
以下、ボールパイソン本体とその脱皮殻です。

ボールパイソン

ボールパイソン・脱皮

ボールパイソン・脱皮

ボールパイソン・脱皮

ヘビの脱皮殻は財運のお守りとされています。
彼の脱皮殻にも何か効能があるかもしれません。
何はともあれ、綺麗に脱皮できたことはヘビの健康の証であり、とても嬉しいので乾かして記念に取っておこうと思います。

 

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