とげ男の毎日

トゲオアガマ好きの爬虫類日記です。

カテゴリ: グリーンイグアナ

ラップを誤食したイグアナは今のところ何事もなく経過しています。
今日も、餌を求めて台所に上がろうとバタバタしていました。
一週間したら安心していいような気がします。

とここまで書いて、獣医さんのところへ外出して帰ってきたら、
台所の上に載っている蘭の鉢の葉を食べ散らかした跡がありました。
蘭の葉とか、農薬的な意味でも種類的な意味でも食べて大丈夫なんでしょうか。
まああまり神経質にならなくてもいいのかもしれませんが・・・。

ふん
グリーンイグアナ

イグアナに反応してボビング、黒くなっている人
(フトアゴヒゲトカゲ)
大興奮のフトアゴヒゲトカゲ


獣医さんから、先日亡くなったトーマストゲオアガマの剖検結果を聞いてきました。
直腸内に巨大な便塊が貯留しているのが異常所見だっただけで、
他には特に何もなかったとのことでした。
写真も見せていただきましたが、直腸が貯留した便で丸々としていました。
便の内容も、少量の床材は混じっていたもののほぼ通常の便だったとのことです。

便が貯留して体調を崩したのか、何らかの理由で代謝が落ちて便が貯留したのかはわからず、
今後に生かせる教訓的なこともあまりない、ということでした。
「トゲオアガマは立ち上げが難しいことがあるけれど、
それ以降のトラブルは比較的少ないからねぇ。」と言われました。

亡くなった原因として、一概に誤食とも言えないようです。 
まあ、でも床材をべろべろ舐めながら移動するトゲオアガマ達を見ていると、
もし口に入っても安全なものを床材にした方がいいんだろうと思います。
以前、「トゲオアガマ、床材について一考」のところでも書きましたが、
海外ブリーダーが床材を鳥の種にしているということからも比較的安全な床材だと言えるでしょう。

元気に床堀り
(トーマストゲオアガマ)
その1
穴掘り開始前、トーマストゲオアガマ
 
その2
ザザッ  飛び散る豆
トーマストゲオアガマ、必死で穴掘り、飛び散る豆
 
その3
ザーーーッ   撒き上がる豆
トーマストゲオアガマ、穴掘りで撒き上がる豆

フゥ
トーマストゲオアガマ、穴掘り終了
 

今日は、隔日で給餌しているグリーンイグアナの給餌日でした。
グリーンイグアナは半ば放し飼いになっているため、
餌はラップの上に準備しそれを手からあげることにしていました。

今日もそんな形で給餌し、終わった後少量残った餌をそのまま机の上に置いて
別の作業をしていたら、がさがさと音がしました。
顔を上げて見たら、イグアナがラップについている人工飼料とラップを一緒くたに食べていたのです。
餌とラップを混然一体とした状態で置いていた不注意でした。

慌てて取り上げましたが、ラップはびりびりに破れており、
どの程度誤食したのかは判然としない状態でした。
少量であれば食塊と共に消化管を通過して、便として出てくると思うのですが、
如何せん先日トーマストゲオアガマを失ったばかりです。
あまり楽観的に考えられません。
(トーマストゲオの剖検結果は8日に病院へ聞きに行く予定です。)

また誤食でイグアナを失うことにならないか、不安です。
今後数日、イグアナの動向に注意を払います。 

臆病なゲイリートゲオアガマは一昨日、エジプトトゲオアガマと別ケージにしてから
バスキングしたりする姿を見るようになりました。
しかし、今度は小柄なゲイリートゲオアガマが後ろ左肢のないゲイリートゲオアガマに対して
威圧的な態度を取るようになってしまい、
今日は片肢のないゲイリートゲオアガマが噛み付かれているのを目撃しました。
様子をもう少し見て、もしかしたら小柄で威圧的なゲイリートゲオアガマを隔離しないと
いけないかもしれません。 

片肢のないゲイリートゲオアガマ
小粒な目が愛らしいです。
mini_IMG_1037

 

今日は、帰ってきた時点でシェルターで寝ていなかった面子をつらつら紹介します。 

昨日から、エジプトトゲオアガマたちとゲイリートゲオアガマ、サバクトゲオアガマは別ケージにしました。
エジプトトゲオアガマのオスの方がゲイリートゲオアガマの2倍サイズだったせいもあってか、
ゲイリーたちはいじけてあまり落ち着いて餌を食べたりバスキングしたりできていないようでした。
トーマストゲオアガマを60cmケージに移し、空いた120cmケージにゲイリーたちを入れました。
昨日からちらほらゲイリーたちのバスキング姿を見かけるようになり、安心しています。
 
エジプトトゲオアガマのメス
エジプトトゲオアガマのメス、こっちを見ている
メスはまだ比較的小柄なんですが。

エジプトトゲオアガマのオス
エジプトトゲオアガマのオス、巨漢なり
ゲイリーを通常の人間に例えたら、オスは体格が桁違いで3m近い巨漢です。
しかも、まだ全長は40cm程度でこれからさらに大きくなりますので、
いずれゲイリーたちとは分けなくてはと思っていました。

ちなみに、臆病なゲイリーたちは私の帰宅と共にすごい勢いでシェルターに隠れてしまいました。

臆病なので、まだあまりまともな全身像が撮れていないキメラアオジタトカゲ。
こちらをチラ見するキメラアオジタトカゲ
腰折れの尾切れで安くパック売りされていました。
可哀想な気がして購入したのですが、本人は至って元気です。

チラリ
キメラアオジタトカゲ、目だけちょこっと出ている
銀のエサ皿がシェルター代わりになっています。 


労いの笑顔をありがとう(グリーンイグアナ)
イグアナ、笑顔

何ていうか、ありがとうございます(ツギオミカドヤモリ)
 ツギオミカドヤモリ、いつもの微妙な表情

グリーンイグアナは、主にアマゾン川流域に生息しています。
そして、それはかつてマヤ文明が栄えた地域とも 重なります。

大きく開くデュラップ (喉元に垂れている大きなひだです) 、
背中にたてがみのように生えているクレスト (くし状のひだです) が美しく、
何十メートルも高さのある樹冠に棲み、常に人々を見下ろしてきました。

マヤ人たちは彼らイグアナたちを「イツァム・ナー」という「神々を総べる神、善意の神」と同一視し、
崇め奉ってきました。
「イツァム・ナー」とは、マヤ語で「イグアナの家」を意味します。
それは、「世界は巨大な爬虫類から出来ている」という思想から来ています。

この話は部分的に以下の書籍で読み、
「どんな美しく、賢い生き物なんだろうか」と思うことが
「イグアナを飼いたい」と思うきっかけになりました。




グリーンイグアナの中でも、色の異なる品種、
エリスリティック (黄色色素欠乏) 、アザンティック (赤色色素欠乏) 、アルビノ (全色素欠乏)
などがあります。
最初はブルーイグアナとも呼ばれるアザンティックが綺麗かなと思っていましたが、
実際ショップに行ってみるとアザンティックは神経質な個体が多いと店員さんが話してくれました。
グリーンタイプからエリスリティック、アザンティックと品種改良が進んできましたが、
改良が進めば進むほど神経質で慣れにくい印象だとのことでした。

イグアナは草食性のため安全な生き物だと思われやすいのですが、
実際のところ草食性の動物は己の安全を守るために凶暴なことも多く、
イグアナもご多分に漏れません。
サイや象などもそうです。
爪は鋭いですし、噛み付けば何十針も縫わざるを得ない怪我を負います。
尾は成体が本気でひっぱたけば、ジーンズの上からであってもみみずばれになります。

つまり、慣れない状態で成体になってしまうとどうしようもない凶暴な怪獣になってしまうのです。
これは非常に困ります。
ケージの中にたくさんいる中で、私がケージの前に手をかざしてもまったく動ずることなく、
また他の個体がパニックに陥って空いたバスキングスポットに悠々と移動するなど
行動が最も賢げな幼体が、たまたまエリスリティックの個体でした。

クレストが欠損していたりして見た目がしょぼく、体も小さかったので、
店員さんからは「こっちの個体の方が・・・よくないですか?」などと言われましたが、
「賢くなければイグアナでない」と絶対の自信を持ってこの個体を選びました。
 
実際、期待以上の美しさ、賢さで圧倒されます。
馴れさせれば餌をねだりに人に近寄ってきて、膝の上で手から餌を食べます。
ちなみに時間経過で慣れてきたのではなく、餌を介して人に馴れるよう仕向けてきました。
来客があれば威嚇します。
温室の引き戸は自分で開けます。
猫が興味を持って近づいていくと、容赦なく尾で追い払います。
ケージの中のサバンナモニターに近寄って来られると、
慌てて人の膝の上に避難してきます。
が、抱っこは別に喜ぶでもなし、やはり孤高の存在感であります。

おお、神様!!
 くつろぎイグアナ

眠りかけ三白眼でも素敵であります!!
眠りかけイグアナ
 
ちなみに猫は古代エジプトの太陽神であります。
太陽神、猫
 

カメの目は千差万別です。
特に、ミズガメの目に実に差異が大きいように感じます。

ヘルマンリクガメの目
ヘルマンリクガメ、お目目パッチリ

ヘルマンリクガメ、目のアップ


リクガメの目は、「黒目がち、パッチリしている印象」です。
私はリクガメはヘルマンリクガメしか飼っていませんが、
ショップで他の種類を見てもかなり似た印象を受けます。

ちなみに本当はアカアシガメやパンケーキガメを飼いたいのですが、
飼わない理由は、初めて飼ったリクガメであるヘルマンリクガメで
何度も腸炎や肺炎など飼育でかなり手こずったからです。
丈夫だと言われるヘルマンリクガメでこれなのか・・・と思うと、
他のリクガメを飼うことはかなり躊躇してしまいます。
まあ逆にヘルマンリクガメだからこそ、これだけいろいろトラブルが発生しても
何とか生き延びてきているのかもしれませんが。

「半年の間病気を繰り返していて成長が止まっていたような個体は、
その後も長生きはあまり期待できないと思っていた方がよい」と獣医さんから諭されていますが、
何とか頑張って生きていってほしいものです。

話が逸れましたが、カメの目。
ミズガメの目は、種類によってかなり印象が変わります。

クサガメの目
目がゴマ粒のよう


クサガメ、目のアップ

白目が目立ちますが、
目そのものとしては結構大きい印象です。
何というか、ゴマ粒のような印象です。

スジクビヒメニオイガメの目
スジクビヒメニオイガメ、目が小さいよ

スジクビヒメニオイガメ、目のアップ


白目がどうという以前に、目がやたら小さく見えます。
クサガメと一緒で、白目のど真ん中に黒目がぽつっとある印象です。

ダイヤモンドバックテラピンの目
ダイヤモンドバックテラピン、くりくりの目

ダイヤモンドバックテラピン、目のアップ


くりくりとして黒目がちな印象を受けます。
大人になったらまた印象が変わるんでしょうか。

~番外編~
フトアゴヒゲトカゲの目
フトアゴヒゲトカゲの目


ヒョウモントカゲモドキの目
ウフッ
ヒョウモントカゲモドキのネコ目

ペロッ
ヒョウモントカゲモドキ、舌出し

ぎゅむ
ヒョウモントカゲモドキ、目をぎゅっとつむっている

上記の2種に関しては、瞳孔周囲が真っ黒になって瞳孔の開き具合や位置が分からなくなり、
いわゆる完全な「黒目だけの目」になる「エクリプスアイ」という形質が存在します。
黒目のお目目も可愛いと思いますし人それぞれの好みだと思いますが、
ノーマルアイの場合瞳孔の位置で見ている方向がわかりますので、
何となくコミュニケーションが成立しているような、そんな気分になります。 

~さらに番外編~
グリーンイグアナ自由な眼差し、威風堂々
 グリーンイグアナ、自由な眼差し

が、たまにデレます。
膝や肩に自分から乗ってきます。
こういうのが、たまらないです。
膝乗りイグアナ


もじっ
もじもじイグアナ

・・・・ズギュゥゥゥゥン!!!
ハートを射抜く眼差しィィィ!!!
ハートを射抜く眼差し

 

今朝、夢を見ました。
バラの花束を持っていると、なぜか左腕にトゲがちくちく刺さってくるのです。
花束は短めのタイプで、腕には接していないのに
なぜかトゲがちくちくするのです。
何だかよくわからない敵に追われ、花束は捨てましたが
それでもちくちくしています。
なんだか腕も動かしづらく、敵から逃げるのに支障を来しています。
そしてあまりのちくちくの辛さに目を覚ましたら・・・
左腕の上にイグアナがいました。
イグアナの爪がちくちくしていたのです。

まだ早い時間だったので、もうちょっと・・・と思って眠りました。
眠ったら、仕事中に患者さんの腕に刺したはずの点滴用の針が
なぜか自分の右手に向かって刺さってくる夢を見ました。
最初は、夢の中で動揺して患者さんに意味不明な言い訳をしていましたが、
しばらくして、「あ、これはイグアナの仕業である」と思いながら目を覚ましました。
やはり、手の上にイグアナが載っていて、
また爪がちくちくしていました。

イグアナは半放し飼いですが、
自分の目が届かない時間帯に寒いところに入り込んで動けなくなり冷え切っているということが時々あるので、
眠るときなどは温室の入り口を閉めてから寝るようにしています。
が、それでも閉め忘れたりすると明け方にはコソコソ出てきてしまうようです。 

Yahoo知恵袋に「イグアナを飼っている人は、
イグアナを可愛いと思って飼っているのでしょうか」という質問がありました。
確かにちょっと顔は恐い節もあります。
が逆に、可愛くない生き物は世話しきれないです、多分。

「爬虫類を飼っている」と言うと、「イグアナとか?」とよく聞かれます。
そんなにイグアナは爬虫類を代表する存在なのでしょうか。 

「ベビーリーフミックス」は好評でした
(トーマストゲオアガマ)
ベビーリーフを堪能するトゲオイグアナ

いそいそ
 満足げなトゲオアガマ

あ”-
何か言っているトゲオアガマ

美味しいから出てきなよ
メスを食事に誘うオストゲオアガマ

そうしようかしら
出てくるメストゲオアガマ
 
ヒャッホー
 堪能するメストゲオアガマ

裸の俺様、爪切って下さい
(グリーンイグアナ)
なぜか威張るグリーンイグアナ
 

今まで登場していなかった面子に、サバンナモニターがいます。
ちなみに「モニター」とはオオトカゲのことです。
サバンナモニターはアフリカ大陸に分布し、最大全長100cm前後、
自然下では乾季に休眠、雨季に活動しています。
世の中で「不活発なモニター」 と言われていますが、
本当に飼っていて積極的に活動するのは給餌の時、
あるいはハンティングモードに入った時くらいです。
本日は餌をくれと興奮してケージから走り出たグールドモニターが
そのままサバンナモニターのケージ脇を駆け抜けたため、
サバンナモニターも大興奮になりました。
サバンナモニター


モニターが死ぬのはしばしば肥満、痛風によってです。
以前、アオジタトカゲが食欲不振で獣医さんに連れて行ったところ、
「雑食性と言っても、自然界でピンクマウスなんかが落ちているわけもなく
普段は昆虫を動物質の餌をとして食べている。
ピンクマウスもヒナウズラもあげてはダメだ。
飼育下において非常に多いのは
タンパク質過多による尿酸高値で合併症を起こすパターンだ。
とにかく人は餌をやり過ぎだ。」
と言われました。
おそらく、肉食のモニターにも似たようなことが言えるでしょう。
自然界ではマウスなどの栄養豊富な餌が頻繁に採れることはなく、
大半は追いかけてようやく捕まえた昆虫などで命を繋いでいます。
リクガメ飼育における、小松菜より野草のような低タンパク食の方が望ましいという話と同様に
飼育下では低タンパク、低カロリー食を人が心がけてやらないとだめなようです。
サバンナモニター


というわけで、サバンナモニターには全長40cm程度でも
基本的に昆虫(冷凍コオロギ)を2日おきにしかしかあげていません。
それでも腰回りの肉付きはしっかりしているので、
十分栄養はまかなえているのだと思われます。 
サバンナモニター

サバンナモニターは特に不活発で、かつ乾季に冬眠することから栄養を貯留しやすく
結果飼育下では肥満で死ぬことが多いため、栄養過多にならないよう非常に気を付けています。
本来ならば運動量を増すために活コオロギをあげたいところですが、
活コオロギはその存在自体が臭い上、栄養満点な状態を維持するのが大変なため
市販の冷凍コオロギを利用しています。
今後も、様子を見ながらですが基本的には昆虫食で育てようと考えています。 
ちなみにところどころ白っぽいのは脱皮の途中だからであります。 
また、床をほじくり返しどうしてもガラス面が露出してしまうので、
床を舐めない種であることを考えて
トゲオアガマ用に大量購入してしまった水草用の土を利用しようかと思っています。

人のケージに侵入するのはやめて下さい
(グリーンイグアナinトッケイヤモリケージ、グリーンイグアナも脱皮中)
グリーンイグアナ・トッケイヤモリ
 
追記:2014年10月31日分の記事も併せてお読みいただければと思います。 

フトアゴヒゲトカゲは笑顔という言葉が実に似合います。
ふとあとひげトカゲ
いつも口角が上がっているように見えます。
(この写真ではそんな風に見えませんが。)

しかし、縄張り意識は強く、他者との協調性は極めて乏しいです。
アゴヒゲが必死で戦いを挑んでいるのはトーマストゲオアガマのペアです。
彼らは全く気付いていませんが。
トーマストゲオアガマ・フトアゴヒゲトカゲ

そして、上記の写真の後も床の上にモリモリされましたが、
大変フンはくさいです。
雑食性だからだと思われます。

食べ物は、葉野菜、緑黄色野菜、昆虫、人工飼料などです。
昨今はこんな便利なものがネットで購入できます。
冷凍コオロギです。
冷凍コオロギ
必要な分を室温に置いておくだけで解凍できて、とても便利です。
パネルヒーターに置けば、解凍速度4倍速です!!

そして、イグアナがライバルです。 
グリーンイグアナ
でも全くイグアナには相手にされていません。
イグアナの賢さは小型哺乳動物などに匹敵するのではとすら思います。
いえ、密かに実は服従の姿勢を示さないだけで犬に近しい賢さを持っているのではないかとすら思っています。
成長したら5~6kgにまでなるわけですから、犬なみの賢さがあってもおかしくないと思うのです。
まあ、こんなことを真剣に考えているというのはここだけの話ですが。
 

今朝、起きたらツギオミカドヤモリ(漢字で書くと「接尾帝守宮」で、帝釈然とした在り様はまさに王様です。我が儘でよく手にも噛み付いてきますし。)のケージの入り口が開いていて、中に本体がいませんでした。
前日の霧吹きの後に少し開いていた入り口をこじ開けて脱走したようです。
今までも家の中でいろいろなものが脱走してきましたがヤモリが脱走したのは初めてでした。
ヤモリが脱走すると厄介なのは、あらゆる壁面にくっつくため、通常のトカゲに比べて隠れる可能性のある場所が4倍くらいになることです。
(ちなみに、数年前に知ったのですがヤモリが壁面にくっつけるのは、分子と分子が引き合うファンデルワールス力によるのだそうです。
ヤモリの足と壁の分子同士が引き合ってヤモリはくっついていられるのです。
すごいですね。)
カーテンの裏側や他のケージの脇、荷物の下など見ましたが発見できず非常に困っていました。
発見できないまま夜になり、ブログの更新をする精神状態ではなく不穏に過ごしていました。
その時、「ゲフッ」という咳をするような音が、ケージを収納している什器(「じゅうき」と読みます。コンビニなどで商品陳列してあるような棚です。)の辺りから聞こえたような気がしました。
ケージの裏側を見ましたが、やはりいません。
念のため悪戦苦闘しながら什器の下部分を外して見ると・・・王様発見せり!

日中はやや寒い室内のどこかに隠れていたのが夕方になり私が床暖房をつけて、一旦床に移動。
しかし、室内がやや暑くなったため床暖房は中止。
段々と冷えてきて動きも鈍くなり(爬虫類はしばしば脱走して寒いところに入り込んでしまうと、そのまま動くエネルギーが得られなくなって動けなくなってしまうことがあります。)、文字通りフリーズ。
そこでホコリを吸ったか何かで咳き込み、発見さる。
そんなストーリーを考えました。

こうして無事に発見、噛み付きに注意しつつ捕獲し、ケージに戻しました。

ツギオミカドヤモリ

・・・・・。


ツギオミカドヤモリ

ベロベロ

グリーンイグアナ・エリスリティック

ウォーッ!!


 

昨年11月に購入したグリーンイグアナおよび今年1月末に購入したアンボンアオジタトカゲにダニが付いていた件については先日少々書かせていただきました。
ダニは爬虫類飼育をしていく上で避けて通れない問題なので(購入してきた個体に付いていないことが望ましいものの、しばしば付いています)、かかりつけの獣医さんに教えていただいた撃退方法について改めて述べさせていただきます。

撃退の前に、簡単に私の個体の場合の発見経緯を書かせていただこうと思います。
ヘビなどでは、個体が水に入った後ににダニが浮いていることがあるようです。
私の場合は購入した個体をペットシーツに載せていてしばらくして見てみると赤や茶色の小さい粒がペットシーツに落ちており、それが蠢いていて初めて気が付きました。
それでも、イグアナに付いていた赤いダニはあまりにも元々小さく人工飼料のカスにも似ていたため2か月間程気づきませんでした。
血液を吸って丸々としていたものを潰して初めて気が付きました。
無論、体をくまなく観察して早期発見することが一番大切ですが、グリーンイグアナはエリスリティック(黄色色素の欠乏した品種で、体全体が褐色~橙色をしています。部分的に色素が残存していることもあります。)で地の色がダニによく似ていたため、「ダニがいる」という眼差しで見てもなかなか発見することができませんでした。
それでも、クレスト(背部に生えているトゲのようなものです)周囲をよく観察すると小さい粒々が動いているのが見えました。

次に、ダニの撃退方法についてです。
薬局でアース製薬から販売されている「バポナ」という有機リン農薬樹脂シートを購入してきます。
バポナ


これは2012年5月まで購入に当たり書面の必要な劇薬指定でしたが、以降それは解除され第一類医薬品となっています。
「虫コナーズ」では効果はありません。
第一類医薬品は薬局に薬剤師さんがいる時でしか買えません。
まずはそこで爬虫類を置いている部屋の広さに合った「~畳用」のバポナを購入してきます。
爬虫類を飼育している人はしばしば多くのケージ、個体を所有していることが多く、仮に1個のケージでダニが見つかったとしても、他のケージ総てに対し感染が拡大している可能性があります。
このため、部屋の中にケージのある棚の反対側にバポナを吊るして様子を見ます。
バポナは空気より重いので部屋の空気の下の方に貯留します。
一日一回空気を入れ替えて空気中の濃度が高くなり過ぎないようにします。
バポナは化学兵器のサリンと同様の機序を持ちますので、人や生体に影響が出ないとも限りません。
もし体調が不調になることがあれば中止して、程度次第で時に急いで医師を受診することが必要になります。
また、この駆除を行っている間はなるたけケージ内はシンプルなレイアウトとし、ケージ内の清潔にいつも以上に気を配らなくてはいけません。
加えて、生餌のコオロギなどを保管している場合は同じ部屋に置いておくと全滅の可能性がありますので他の場所へ移しておきます(能書きにはゴキブリの駆虫も可能と書いてあります)。
ダニの撃退方法として、小さく切ったバポナをケージ内に吊るす、生体の体に犬猫用フロントラインを塗るなどもあるようです。
が、前者後者の方法とも他ケージへ移行しているダニに対応できないこと、後者の方法では顔に塗れないのでその部分が駆除不十分になってしまうことなどから、部屋にバポナを吊るす方法がお勧めなのだと獣医さんは言っていました。
ダニは、不快である、病原体の保有者となるなどの問題点に加え、脱皮不全なども引き起こします。 なるたけ速やかに除去してやらなくてはいけません。
下の写真は11月に購入した当初のイグアナですが、脱皮不全からクレストがボロボロになっており、足趾も部分的に欠落してしまっていました。脱皮不全は、残存した皮膚の部分が縮まることによってその部分の血流を悪化させて脱落させてしまうことがあるのです。

2014020306
 

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