とげ男の毎日

トゲオアガマ好きの爬虫類日記です。

カテゴリ: 飼育環境

昨日、「fukutaka0904」さんから、
「多種多頭飼いの毎日のメンテで気をつけていることは何か」という
ご質問を戴きました。 

ご質問、ありがとうございます。 

過去に多くの種類の生体の記事を書かせていただきました「とげ男の毎日」ですが、
現在私が飼育している生体の大半はヘビになりました。

ヘビは、基本的な給餌ペースが遅いため、
一度環境を立ち上げてしまえば、多頭になっても比較的集中管理が容易です。

~温度環境の安定~
飼育部屋は2部屋あり、居間や寝室も兼ねていますが、
部屋全体のエアコン空調および床暖房を通年で使用しています。
また必要があればスチーム式加湿器を併用します。

部屋全体の室温・湿度管理が生体管理の安定に重要と考えます。
室温は28~30℃、湿度は50~60%で推移しています。
 
さらにそれぞれのケージにはサーモスタットと暖突、プレートヒーターを常備し、
水槽にもサーモスタットとヒーターを投入して、
床にはサルバトール用の豚暖などを適宜設置しています。
 
家が亜熱帯のようですが、慣れればさほど気になりません。


~通常の1日の作業の流れ~
【朝】
朝一番に、まず全生体の状態を素早くチェックします。
元気か、何か異常はないか、吐き戻しはないか、便の性状はどうか。
 
この時、ケースに入れている水容器の水を全部交換します。
給水は水道蛇口から引いてきたホースで、
排水は大きなバケツに溜めておき、あとでまとめて捨てます。

水容器内の水の清潔度、残量には常に気を遣います。
ヘビは餌をしばらく切らしても比較的大丈夫ですが、
水は生命維持に非常に重要です。

この作業と並行して、本日の給餌に必要な
各サイズのマウスやラット、カエル、淡水魚介類などを冷凍庫から出し、解凍を開始します。
バスキングライトなどを利用し、できるだけ自然解凍で行うので時間がかかります。
バックテラピンにも給餌します。
(ここまで1時間)

無我のひととき 
ダイヤモンドバックテラピン、卍寝です

また床材に汚れがあれば、ケースごと交換して移し替えます。
新しいケースは感染予防として、使用前に次亜塩素酸で消毒して使用しています。
(ここまで2時間)
弱酸性消臭除菌水 ぺっとくりん 両生類・爬虫類用 500ml 消臭 除菌 スプレー 関東当日便
弱酸性消臭除菌水 ぺっとくりん 両生類・爬虫類用 500ml 消臭 除菌 スプレー 関東当日便

キイロアナコンダやバックテラピンの水槽は毎日水を交換しています。
特にサルバトールモニターの温水プールは中で排泄する度水を交換するので、
1日2~3回、時にそれ以上水替えをしています。

この排水はお風呂用の電動ポンプに類する器具で行います。

 
このポンプは固形物をあまり吸えないので、 大きな便塊などは網で掬い取っています。
時間効率を考えるとそろそろもっと強力なポンプがほしいところです。
水交換と同時に、1時間程度バックテラピンの強制甲羅干しをさせています。
(ここまで2時間30分~3時間)

【夕方】
餌の解凍が終わるのを待って、給餌を行います。
ヘビは摂餌の前後の刺激で餌に注意が向かなかったり吐き戻したりするので、
非常に集中して作業します。

ヘビたちのメンテや給餌、脱皮の記録は手書きのノートで行っています。
ノートでは基本的な給餌ペースとして3日もしくは6日の周期で把握しています。
1日目に摂餌した生体は、4日目もしくは7日目に次の給餌を行います。
 
類型化することでヒューマンエラーによる大きな見落としを防ぐ作戦です。
が、実際は臨機応変に対応しています。
(ここまで30分)

サルバトールモニターたちの給餌は、
必ず人の手で(ピンセットで) 名前を呼びながら 餌をあげるように習慣付けています。
この成果で今では人馴れし、名前を呼ぶと走ってくるようになりました。
膝の上によじ登ってきて転寝することもあります。
(ここまで1時間)

ぼくはもうねます
サルバトールモニター、ぼくはもうねます
 
夕方には犬と猫の世話と散歩なども行います。
犬は特にスタミナのあるコーギーなので2時間程かけて遠くまで散歩します。

ゲヘヘ
コーギー、ゲヘヘ

就寝前には、神経質なヘビに霧吹きをして一時的に活性を上げた後
置き餌で給餌します。

消灯です。 

この一連の世話を行うために、朝は起床4時、就寝11時です。

家では、暇さえあればヘビケージを覗き、
悦に入っています。
一応、水容器のチェックも兼ねています。

それでは、おやすみなさい
キイロアナコンダ、おやすみなさい

 

今日は東京レプタイルズショー(東レプ)ですね。
行かれるご予定の方、ぜひ様子を教えてください!!

ところで、今まで、「消臭・殺菌効果」を謳った製品には興味がありませんでした。

臭いに関してはこまめな掃除で対応できますから
消臭機能はいらないのではないかと思いましたし、
殺菌といってもどの菌をターゲットにしているのか全く不明です。

が、ヘビを飼い始めて困ったのは臭いでした。

糞が臭いなどというのではなく、
ケージ内を水で拭いても拭いても
アンモニア臭のような臭いが残ってしまいます。

頑張っても臭いが対応しきれないので、
ケージのメンテナンスへの意欲も徐々に失われていきます。 

これではだめだといくつか検索して探してみました。

その結果、次亜塩素酸を多く含む「ぺっとくりん」が
とりあえずよさそうかなという結論になりました。

「次亜塩素酸」であれば、明確な強力な酸化力から効能を発揮できることができそうです。
食品添加物にも使われているとのことです。

早速「ぺっとくりん」を購入し、
生体を外に出してのケージ掃除の仕上げにこれを使うと、
こもったような臭いは消えました。

殺菌については目に見えないので何とも言えませんが、
少なくとも臭いに対しては効果がありそうです。

床材全交換の時には継続して使っていってみようと思います。

崩れたソフトクリームのハルマヘラパイソンです
崩れたソフトクリームのハルマヘラパイソンです
 
妙に眼差しが艶っぽい脱皮前のモルカンパイソンです
眼差しが艶っぽいモルカンパイソンです
 
そこまでしても樹上の座を守りたいのですかと訊きたくなるようなエメラルドツリーボアです
樹上のエメラルドツリーボアです
 
一応「ぺっとくりん」のページをご紹介させていただきます。

弱酸性消臭除菌水 ぺっとくりん 両生類・爬虫類用 500ml 消臭 除菌 スプレー 関東当日便
弱酸性消臭除菌水 ぺっとくりん 両生類・爬虫類用 500ml 消臭 除菌 スプレー 関東当日便 

犬用、ネコ用、いろいろあるようですが、
スギ系の香料を苦手とする爬虫類用にも安全に使えそうなのでよいかと思います。

ZOO MEDから、パワーサンという爬虫類育成用電球が発売されています。

パワーサンは熱と紫外線が同時に供給でき、
かつ寿命が長いということで使用されている方も多いのではないでしょうか。

紫外線照射という点においては他にもいろいろありますが、
一番うまく使えこなせなかったのがメタルハライドランプ、通称メタハラです。

トゲオアガマを飼い始める時に(トゲオアガマといえば紫外線だな・・・!)と張り切って、
1つのケージに1つのメタハラと思い、メタハラを2台準備しました。

確かに奥のサバクトゲオアガマの体色が溢れんばかりです・・・!
エジプトトゲオアガマ・サバクトゲオアガマ、メタハラ下にて
しかし光が強過ぎて世話をしている側が目が痛くなり、
生体やケージ観察しているネコへの悪影響もありうると考え、 
使用を中止しました。

結局ZOO MEDのREPTI SUN UVB10.0の蛍光管タイプにしました。
サバクトゲオアガマの発色が落ちています

爬虫類飼育でメタハラを使っていらっしゃる方もいると思うのですが、
この光量過多問題にどう対応されているのでしょうか・・・? 

この流れの中でパワーサンも使用してみましたが、
パワーサン対応の電球傘があることを知らなかったため、
(またまぶしい)と思いパワーサンも断念しています。

それが、昨年パワーサンに被せられる電球傘の存在を知りました。
最初はZOO MEDを使いましたが、
直後に発売されたEXO TERRAの電球傘が質もデザインもよかったので
EXO TERRAのものを使うようになりました。

パワーサンでは明る過ぎて生体の調子が悪くなったという話も聞きますが、
幸い家のサルバトールモニターは特に問題は起きませんでした。

パワーサンの使用開始から9か月程度経過したところで、
点灯しなくなったので、電球を交換しました。

UVを発射しなくなるまでの時間ですら1年と謳っているので、
それよりかなり短い期間でしたが、
業者側と私のところでは異なる条件下で評価しているのでしょう。

驚いたのは、交換前後の生体の見え方です。

パワーサン交換前です
パワーサン交換前のサルバトールモニターです

パワーサン交換後です
爆発的な変化です
パワーサン交換後のサルバトールモニターです

「ハイイエロー」との折り紙つきサルバトールモニターでしたが、
本当に蛍光色の黄色が光っているようです。
サルバトールモニターが蛍光イエローです
 
UVB照射量が低下すると同時に、光量も低下していたようです。
サルバトールモニターがまた、光り輝くようになりました。 

昨日、大変恐ろしいことが起こりました。
日中にサルバトールモニターのアルビノ姫が居室内をうろうろしている間に、
足にコンセントのケーブルが絡まりコンセントが抜けてしまっていたようなのです。

什器(飼育棚)半分の電力はそのコンセントから取られており、
什器の半分のケージへの電力供給は停止していました。

電力は床面のパネルヒーターおよび暖突に繋がるサーモスタットへと供給されていたため、
それらの暖房効果はなくなっていました。


何のことですか
アルビノサルバートールモニター、?

私はその事実に全く気付くことなく、 
「今日は大給餌祭だな」と全員に給餌を行いました。

インランドカーペットパイソンです。
爆食家です。
お婿さんを探しています。
インランドカーペットパイソン、食餌中です

アルビノマラヤンブラッドパイソンです。
最近は一晩かけてラットを食べるような、
緩いキャラクターになりつつあります。
アルビノマラヤンブラッドパイソン、食餌中です

ヘビにおいて、給餌後の温度低下は不消化、吐き戻しを誘発します。
これによって「吐き癖」がついてしまうと、時に死に至ることもあります。

以前、吐き出された赤虫の様子です。
おそらく温度は全く関係ありません。
吐瀉物の中の赤虫

吐き出しの主、パプアンパイソンです。
この後獣医さんに駆虫薬を処方してもらいました。
が、驚いたのは「ラットのしっぽと一緒に吐いたねー」と言われたことです。
私が見ても何が何だかわからない肉片にしか見えません。
吐き出しの主、パプアンパイソンです

今までのところ吐き戻しは温度とは関係のないこの1回だけです。

今日、コンセントが抜けていたことに気づき、動揺しました。
全ケージの生体の状況、サーモスタットの設定確認などを順次行いました。

幸い吐き戻した生体はいなかったようです。

現在部屋の基本温度は、
ガス供給による床暖房とスチーム式加湿器によって保たれています。

超音波加湿器ですと室温が下がってしまいます。
また雑菌の繁殖を防ぐため、
フィルターなどの一定のメンテナンスが必要になります。

スチーム式加湿器はこれを使用しています。
フィルターなどは持たずシンプルな構造、
メンテナンスは月2、3度クエン酸洗浄するだけ、
爆裂的な加湿機能。
さすが湯沸かし器の雄、象印です。


床暖房を暖房のメインとしているのは、
ブレーカー落ちなどの場合に備えてです。

室内の電気的コンパートメントは配電盤で確認しています。
通常使用しているコンセントの配電スイッチと
床暖房コントローラーへの配電スイッチは異なっています。

ですので、通常使用のコンセント、
主に加温式加湿器が電気を必要としているようですが、
加湿器とケージへの加温器具への電力供給が止まってしまったとしても
床暖房は生き残ります。

また、床暖房も含め家全体がブレーカーが落ちてしまったとしても、
床下にはまだ温まった液体が留まって部屋の気温低下速度を緩めてくれます。

家を空ける時間は最小限にしたいといつも考えていますが、
私が不在時に起きるトラブルには
なるたけ時間的猶予を持たせたいと思っています。

床暖房vsエアコンですが、
エアコン自体は他のコンセントとは異なる経路で電力供給を受けています。
ですので、部分的ブレーカー落ちには対応できるのですが、
家全体のブレーカー落ちには対応できません。

また、エアコンですと乾燥するうえ、
床の冷え込みから床に近い生体ケージの温度が下がりやすくなってしまいます。

床暖房は腹側からの冷えに弱い放し飼いのサルバトールモニターたちのための
パネルヒーターも兼ねています。
 
飼育室内(=居間ですが)の基本温度28℃前後、湿度50~60%を保てるよう
床暖房とスチーム式加湿器を使用しています。

また、寝室のオイルヒーターは
夜サルバトールモニターのアルビノ姫と一緒に眠る時にだけ点けるようにしました。
以前はモニターが寝室に入ってベッドの上で寝ていることが多かったのですが、
寝室を日中出入り禁止にすると意外と居間内をウロウロしていて
よい運動になるようです。

寝室で使用しているオイルヒーターです。
生体が触っても火傷するリスクが低く、
部屋も乾燥しにくいです。
電気代も他の暖房器具に比してさほどかかりません。



ちなみに、スチーム式加湿器は
残念ながらエアコン並みかそれ以上の電気を必要とします。 
電気代はかかります。

常に水を沸騰させ続けている状態だと考えれば、
仕方のないことです。
スチーム式ですと加湿と同時に加温もできるので使い勝手がよいです。
何より生体が脱皮不全になったり拒食したりした場合の精神的負担を考えると、
これは必須のランニングコストだと思っています。

電気もガスも供給が止まった場合に備え、
貼りつかないタイプのホッカイロも準備してあります。

夏は一日中エアコンがフル稼働します。
暑い時に電力供給が途絶えエアコンが動かなくなったら・・・
外気35℃の環境でエアコンが壊れ、
私が不在だったら生体は全滅してしまう・・・と思います。

今年はヘビたちと迎える初めての夏になりますが、
何かしら対策を考えておかなければいけません。 

何にせよヘビの脱走だけは避ける手段でないと、とは思っています。

居間が飼育室だという話をとあるお店の店長さんにしたところ、
「え、居間がこの店内みたいな感じ・・・!?
(心の声:こんな不快な空間に一日中暮らしてるのかよ!)」
と驚かれました。

まあ、暑く湿っぽいのです。 
夏場に一度店内で熱中症になったこともありました。
「熱帯植物園」のような感じです。

ですが、居間でのんびりと元気な生体たちと過ごす時間は至福のひとときです。

今日もノースリーブにショートパンツでこのブログを書いております。

優しいベージュが今日も愛くるしい、ボールパイソンのモルフ「プーマ」です
今日も愛らしい、ボールパイソン「プーマ」です

今日のグリーンパイソンです。
2015年2月11日

追記:室内は常に空気が循環するよう、羽根なしサーキュレーターを使用しています。
羽根なしなのは放し飼いのサルバトールモニター達が手を巻き込まれたりしないように、です。
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ここ数日、また発熱でぐったりしています。

先日、関東地方を中心に地震がありました。
ケージの耐震対策をちゃんとしないといけないなと思っていた矢先でした。

我が家ではケージを載せている棚は業務用陳列棚(アイリスオーヤマ製の什器(じゅうき))です。
耐荷重としては十分です。

まず、ケージが棚板から落ちないようにする必要があると考え、
以下のものを買いました。



荷締機


これでケージを棚の柱に固定します。

こんな感じです。
荷締機でケージを固定
ケージを横断して黒く見えているのが荷締機の紐です。

ケージ全体だとこんな風景です。
荷締機でケージを固定、全体像
上段がアンボンアオジタトカゲ、グールドモニターの60㎝ケージ、
中段がキメラアオジタトカゲの30cmケージ、キタアオジタトカゲの90㎝ケージ、
下段が犬のケージです。

同じような棚が横に3つ並んでいます。

他にも、棚全体が倒れる、棚板が外れるなどの問題が発生する可能性があるため、
順次対策していこうと思います。
災害が起きた時の生体の取り扱い、避難などについても考えていきます。

みんな大切だからね
ツギオミカドヤモリ、みんな大切だよ

気候の変動が激しいです。
皆さんも、風邪にはくれぐれもお気を付けください。。。

先日、「ヘルマンリクガメ退院、帰宅」の記事でご紹介した、
ヘルマンリクガメの仔ガメケージについて新たな知見が「再」発見されました。

ケージinケージです
ヘルマンリクガメ、ケージinケージ


数日前から、「ケージの中に新聞紙の切れ端を入れておくと水皿に入ったりして汚くなりがちだな、
これは一旦外して様子を見よう」と思い、新聞紙の切れ端は外していました。
が、どうも餌の食べが悪いようで、フンも少量になってしまいました。

やっぱり新聞紙の切れ端がないと駄目なのか・・・?と思い、
今日の帰宅後から切れ端を置くことを再開しました。

そしたら途端に目の前でモリモリ摂餌を再開したのです!

甲羅にちょっとした何か隠れられそうなものが触れている感触、安心感は
こんなにも彼らの食欲に直結しているのだと痛感しました。
これからはちゃんと新聞紙を置こうとしみじみ思いました。
ちなみに写真では間違って色つきの新聞紙を入れてしまっていますが、
本来なら色つきの部分は誤食の危険性があるためモノクロの部分だけを使うよう
獣医さんには言われています。

こんなちょっとのことなんですがね、
モリモリ食べてもう早速フンもしてます
 新聞紙があるとカメは安心

イグアナがフトアゴヒゲトカゲのケージの前を通過すると、
フトアゴヒゲトカゲは喉元が真っ黒になり激しくボビング(頭を上下に振る仕草)します。
一方、イグアナはデュラップ(喉元の大きな垂れているもの)を広げるもののボビングはしません。
むしろ、飼っているイグアナのボビングを見たことがないように思います。
でももう少し大きくなったら、発情期に手を焼くようになるんでしょう。 

フトアゴヒゲトカゲ目線
フトアゴヒゲトカゲ、ボビング攻撃

イグアナ目線
イグアナ目線の黒いフトアゴヒゲトカゲ

ちなみに、放し飼いをするに当たって心配なのが温度と湿度なのですが、
温度は、一日エアコンを付けたままにし
また爬虫類ケージが20個近くあるのでほぼ30℃近くで推移しています。
本人が気に入ってよくいる場所もグールドモニターのケースの上なので30℃を切ることはありません。
私が寝る時は念のため暖かいケージ内に収納しています。
朝には颯爽と温室の引き戸を開けて外へ出てきますけれども。
一方湿度は、以前は加湿器を使って部屋全体をある程度加湿していたのですが、
トゲオアガマを飼うようになってから加湿を止めたのでそれがやや心配なところではあります。

まあ幸いいまのところ本人の健康状態はすこぶる芳しく、
今日もゴミ箱をあさって土だらけのしおれた小松菜を食べた形跡がありました。

台所で野菜を触っていると、猛然とやってきてズボンからTシャツまで駆け上がり
餌をねだる様を見ていると、心底「イグアナ、いいなあ」と思います。

ブログランキングのブログ紹介欄に、「トゲオアガマ愛してます。」と書きましたが、
「トゲオアガマ大好きです。イグアナ愛してます。」
と書いた方が正確だったかもしれないとすら思います。
そしたら、ブログタイトルも「いぐ男の毎日」に変えないといけませんね。 

アンボンアオジタトカゲ、登場。

今までも何回か登場しているのに、「登場」とはこれ如何に。
数週間前にアンボンアオジタ用のケージを準備してやったのですが、
目撃頻度は1週間に1回程度。
その1回も、目が合うと凄まじい怒りの噴気音と共に消え去るため
なかなか写真を撮ることはできず。 

今日、久々に写真に納まってくれました。
アンボンアオジタトカゲ、珍しく写真に納まる

段々遠くなってゆく
この後噴気音と共に消え去りました。
段々遠くなってゆくアンボンアオジタトカゲ


ケージの床材として使用しているのは水苔です。
よく、潜りたがる種の床材はヤシガラと書かれているのを見ますが
(またショップでもそのようにキープされているのを見ますが)、
アオジタトカゲはしばしばヤシガラから発生する粉塵でくしゃみをしているのを見ます。
バークチップも粉塵が結構出ますね。

くしゃみが頻繁に出るような環境で飼われていることが到底個体によいとは思えず、
獣医さんに相談したところ、水苔を勧められました。 
水苔を床材に使用するなんてことはどの本にも載っていないけれど・・・
と言いつつ説明してくれました。 

まず、園芸用の圧縮水苔を準備します。
安くて済みます。
これをほぐしてケージ全体にふかふかにひきます。

ここから、例えば90cmケージなら、端の30cmは乾燥・温暖ゾーンにします。
この部分にはプレートヒーターなどを引きます。
そして真ん中30cmは乾燥・通常温度ゾーンにします。
さらに反対側の端30cmは湿潤・通常温度ゾーンにします。
この部分には水苔の湿り具合を手で確認しながら毎日霧吹きをします。
最後に真ん中のゾーンに水皿を置いて出来上がりです。
こうすることにより、自分で温度も湿度も自由に選べて、
特に冬の過乾燥によるダメージなどを防げる環境が出来上がります。

キタアオジタは冬の入り口辺りで調子を崩してしまったのですが、
この床材・ケージスタイルにしてから調子もよさそうです。 
「キタアオジタは湿度は関係ない、っていうけれども日本の冬は乾燥し過ぎだから」
と獣医さんに言われました。
キメラアオジタ、アンボンアオジタはキタアオジタよりも湿度を好むとよくいろんな本にありますが、
彼らも状態よく飼えています。

昨日ラップを誤食したイグアナは、餌欲しさに机の上の花瓶の中の葉を引っ張って倒したり、
今のところ問題なさそうです。 

トゲオアガマを飼い始めて当初、我々は一つの事実に驚きます。
それは、「トゲオアガマのケージには水容器が不要である」ということです。

以前、獣医さんに水容器の是非について聞いてみたところ、
「入れても入れなくてもどちらでもよい、
ただ、ひっくり返って湿度が上がったりするくらいだったら入れない方がよい。
トゲオアガマは基本的に溜まり水は飲まない。
繁殖個体だと飲むものもいるが。
健康な個体であれば、食餌から得る水と、
自分の脂肪を代謝して得られる水で十分にまかなうことが出来る。」
と言われました。

確かに、 調べてみたところ彼らの生息区域は年間5mmしか雨が降りません。
そんな環境では、雨水や溜まり水は期待できません。


 
上記の本によると、やはり大半の飼育者、ブリーダーが水容器を使用していないようです。
(上記の本の登場頻度が高すぎて、もはやステマかというレベルです・・・。
他の本もいずれレビューしてみたいと思いますが。 )

脱水、高タンパク食に伴う尿路結石に注意して育てていってあげたいと思います。

そして、初登場、汽水域に生息する唯一のカメ、ダイヤモンドバックテラピンです。

こんにちは、ニコニコ
ダイヤモンドバックテラピン、笑顔のように見えるが実はただの顔の模様である

ワヒャー
ダイヤモンドバックテラピン、夢中になって餌を食べている

トゲオアガマが大好きです。
大好きなので長生きしてほしいです。

長生きしてもらうにあたり、食餌内容は重要であります。
当ブログにちらほら出ている下記の書籍から、
食餌内容についての部分を抜粋して検討してみようと思います。


ちなみに著者は長年にわたり
トゲオアガマや他爬虫類、アガマ属のトカゲの飼育、繁殖に携わってきた人物だということです。

以下、意訳・抜粋です。


  まず、トゲオアガマは草食性ですが、
  その消化管系統は同じく草食性の馬やウサギに似ています。
  トゲオアガマの消化の大半は大腸で行われ、
  消化には細菌が大きく関与しています。
  この消化システムを「後腸発酵」と呼びます。
  こういったシステムはあまり効率的ではなく、
  低栄養の餌を大量に食べている動物によく見られます。
  動物性の餌を摂るには適していません。

  餌は毎日与えてください。
  ただし、体重を測定して、調整を加えながら行ってください。

  食餌の内容は同じ草食のイグアナに似ています。
  葉野菜(ただしカルシウムの吸収を阻害するほうれん草は除く)、
  スーパーで売っているような「春野菜ミックス」、
  ご家庭で無農薬で育てたハーブなども良いです。
  ニンジンなどをトッピングしてもよいでしょう。
  バラエティ豊かな新鮮野菜を与えましょう。
  冷凍野菜も使っても構いませんが、新鮮な野菜程の栄養は期待できません。
  果物も少量なら構わないでしょう。
  が、柑橘類は消化管にダメージを与える可能性があるので、避けます。
  一日の終わりに少量残るくらいの量を与えましょう。

  新鮮な野菜とは別に、乾燥豆類も与えてください。
  タンパク質の摂取が期待できます。
  ハッチリング、あるいは幼体のトゲオアガマには豆挽きで挽いて、
  小さくして与えてやってください。
  豆類は一日中食べられる状態にしましょう。
  鳥の種なども、自然界での食餌に含まれているため
  与えてよいでしょう。

  虫を給餌するのは長年議論になってきましたし、
  現在も議論の余地があるところです。
  が、虫を多く給餌することで腎機能障害、あるいは腎不全になることはよく知られていますので、
  1か月に1回以下に留めることをお勧めします。

  トゲオアガマは花やつぼみも喜んで食べることが知られていますが、
  花屋ではなく食品店で購入してください。
  花屋の花は保存料が添加されていることが多いためです。


・・・とこんなところでしょうか。

くつろぎ
(左からエジプトトゲオアガマ、サバクトゲオアガマ)
エジプトトゲオアガマ・サバクトゲオアガマが朝日の中でくつろいでいる


最初に、「毎日給餌する」とのことですが、日本においてはこれは一概に言えないかもしれません。
文中に「体重を見ながら調整する」ともあります。

まず、多頭飼育の場合、餌の1回量を減らすという形で調整してしまうと、
下位のトゲオアガマが餌にありつけなくなってしまうかもしれません。
そうすると、毎日餌を食べられないトゲオアガマがでてきます。
だとすると、餌はある程度しっかりボリュームを持たせるようにして、
餌をあげる頻度で調整せざるを得ません。

さらに、獣医さんからも「葉野菜の餌は毎日あげないように。
尿路結石ができやすくなるから。
豆類は常に食べられるようにしておくように。」と指導されています。
日本では小松菜、チンゲン菜など高タンパクな葉野菜しかスーパーで手に入りませんが、、
海外だと低タンパクな葉野菜も入手が簡単だったりするのかもしれません。
高タンパクな葉野菜を毎日モリモリ食べていたら、尿路結石になりやすいのでしょう。
豆もタンパクを含むので、この点に関しては私自身疑問ですが。

今まで葉野菜に関しては3日に1回給餌していましたが、
一部体重が減少しているトゲオアガマもいますので、
これからは2日に1回給餌してみようと思います。
豆類を一日中置いておくのは変えません。

多分、上機嫌です
(トーマストゲオアガマ)
上機嫌には到底見えない顔で多分上機嫌なトーマストゲオアガマ



リクガメ飼育などで、高タンパクな小松菜などの葉野菜よりも低タンパクな野草の方が望ましく、
「家庭菜園で育てた野草を与える」というのはよくお勧めされていますが、
実際のところ多忙な我々にとって野草を育てたりするのはなかなか難しいです。
また、野草を育てる土も気を付けないとあらかじめ人工肥料が添加されていたりするので、
必ずしも家庭菜園が安全とは言い切れないように思います。
逆に堆肥などが添加されていた場合、今度は寄生虫が心配です。
無論、無農薬、油かすで育てたクローバーなどを与えられればそれに越したことはないのでしょうが。

多分、笑顔です
到底笑顔には見えないけれどもおそらく餌でお腹が満たされて笑顔になっていると思しいトーマストゲオアガマ


虫の給餌についても言及されています。
なぜ植物性タンパクは好ましく、動物性タンパクが腎機能障害を引き起こすのか、正直わかりません。
ただ、これらのタンパク質は組成するアミノ酸がだいぶ違うようですので、
そういった違いが腎機能への影響の違いへと繋がっているのでしょう。
ちなみに私は全く虫を与えていません。

オッ
(エジプトトゲオアガマ)
餌を見て思わず身を乗り出している2匹のエジプトトゲオアガマ


花は日本で手にはいる食用のものと言えば、
食用菊でしょうか。
逆に、それ以外のものが思いつきません。

後ろの人、目がいっちゃってます。
ピントが合っていないせいだと思いたい。
サバクトゲオアガマ・エジプトトゲオアガマ。特に、ピントが合っていないせいかもしれないが後ろのエジプトトゲオアガマの目がいっちゃっている



ムシャムシャ
(ツギオミカドヤモリ)
 餌を貪っているのか、不愉快でスプーンに噛み付いているのか判然としないツギオミカドヤモリ

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