とげ男の毎日

トゲオアガマ好きの爬虫類日記です。

カテゴリ: オビハスカイ

現在オス一匹のオビハスカイです。

「カエル喰い」と言われますが、
現在は冷凍ウキガエルをよく食べています。

飼育下では長期飼育も繁殖も困難と言われていますが、
迎えてから気付けば半年経っています。 
うれしいことです。

給餌場面です。
モガッ
オビハスカイ、モガッ
 
モガーッ
オビハスカイ、モガーッ
 
あ”ーっ
オビハスカイ、あ”ーっ

フードを広げた姿です。
オビハスカイ、フードを広げた型です
 
フードを広げると、フード内のキールが光を受けて輝き、
硬質な美しさを見せてくれます。

コブラのフードは立体で魅せる感じがしますが、
オビハスカイのフードは色と輝きが魅力的です。

オビハスカイは他のヘビにはない不思議な色です。
上記の写真は「赤紫」とでも表現したらよいでしょうか。
「チャイニーズゴーストスネーク」と言われるのも納得です。 

フード仲間としてミズコブラモドキは見たことがありますが、
ハブモドキには出会えていません。
夏レプででも見られたらいいですねぇ。 

昨年2014年12月に入手したペアのメスが本年2015年3月初旬に逝ってしまいました。
長期飼育が困難であると言われるオビハスカイですが、
今のところオスは元気にしています。

ムシャムシャ
オビハスカイ、「ムシャムシャ」
入手した活ウキガエルを仮死状態から冷凍にして、
必要な都度解凍して与えています。
幸い非常に餌付きがよいです。
 
目のガラスのような透明感が美しいと思います。

全身漲っています
オビハスカイ、全身漲っています
 
フードを広げる姿も立派です
オビハスカイ、フードを広げる姿も立派です

色やその質感に魅かれて入手した生体ですが、
ブログをよく見てくださっているショップ店員さんに
「オビハスカイ・・・キモくないですか?(ものすごくまじまじとした顔)」」
と言われました。

キモいポイント、他にキモいと思える生体、
いろいろお訊きすればよかったのですが、
何かぼんやりしていて訊き忘れました。

次の機会に訊いてみようと思います。
 

2月も終わりかけていたのに、
ここ最近急激に温度がひどく落ち込む日が何度かありました。

オビハスカイのプラスチックケースは飼育部屋の中でも
温度が低めのところに置いてあります。
「主食のカエルが元気に動ける温度」を意識していました。

温度計で20℃近くまで落ちる日もありましたが、
「カエルはこの温度でも問題なく活動できるな」と思っていました。

そして、数日前オビハスカイ のプラスチックケースを覗いた時、
衝撃的なものを見つけました。

メスのプラスチックケースの中に吐き戻されたウキガエルを
発見したのです。

元々メスの摂餌は不安定で、
前回の給餌の際も「渋々食べている」感がありました。
元々消化器官の調子が悪かったのかもしれません。

が、今回は吐き戻しが起きてしまいました。

ヘビは摂餌後消化に十分な温度がないと消化不良に陥り、
吐き戻してしまいます。

同じ日に給餌したオビハスカイのオスは消化できていたようだったので、
温度の問題だけではなかったかもしれませんが
いずれにしろメスは吐いてしまいました。

そして、恐れていた事態が起きました。

拒食です。

ボア・パイソン類に比べてナミヘビは一度拒食を始めると
戻りにくいと言われています。
特にオビハスカイのようなカエル喰いのヘビは、
マウスを消化できるヘビに比べて消化器官が弱くできているとも言われています。

数日前の給餌でメスは拒食に陥っていました。 

オスメスともに少し温度が保たれやすい場に移動しましたが、
メスが拒食から復活できるかはわかりません。

もうしばらく様子を見て厳しいようなら強制給餌も試みようと思っていますが、
また吐き戻すかもしれません。

オビハスカイのメスです
オビハスカイのメスです
 
吐き戻されたウキガエルです
オビハスカイから吐き戻されたウキガエルです
 
オスは元気に食べています
オビハスカイのオスは元気に食べています
 
元々オスの方が圧倒的に食欲があったので、
体格差もついてしまっています
オビハスカイ、雌雄で体格差がついてしまいました
 
悩ましいですが、できることをしていくしかありません。 

数か月前、オビハスカイを入手し、
無事自作の冷凍ウキガエルに餌付かせることもでき、
今のところ目立ったトラブルも発生しておりません。

オビハスカイの飼育環境はいろいろ考えました。

以前の飼育環境です。
以前のオビハスカイの飼育環境です
向かって左側のミズゴケエリアはしっかり湿らせてありますが、
ヘビの移動につれてミズゴケが散在してしまうのが問題でした。
かつ、ミズゴケを湿す過程で
床材のヤシガラもビショビショになることが散発しました。 

ここで、床材を総てミズゴケにしたら・・・!というアイデアが出てきました。
総てミズゴケにした上で一部のミズゴケを濡らすようにし、
湿度勾配をつけてやれば自分で適切な湿度のところへ行くはずです。

以前、キタアオジタトカゲが拒食した時に、
「床材を全部ミズゴケにして、それに対して部分的に濡らすことで
湿度勾配が発生し、好きな場所にいく」
という話を獣医さんから伺いました。

高湿の場所から乾燥の場所への湿度勾配です。

現在、実際の飼育環境はこういった感じです。
現在のオビハスカイの飼育環境です
向かって左側がウエットなゾーン、右側が乾燥した部分になっています。

この飼育環境にしてから、オビハスカイの脱皮がスムーズになりました。
ヒトの介入は不要になりました。

メスの脱皮直後の姿です。
鱗の輝き、色彩が美しいです。
オビハスカイのメスの脱皮直後です

オスはフードを広げた威嚇姿勢です。
オビハスカイのオスはフードを広げています
どちらの個体も餌をしっかり食べて元気そうです。
もう少し今の状態を維持できれば、
今年ブリーディングに挑戦してみたいと思っています。

ブリーディングは海外も含め適切な方法が見つかっていないようですが、
何事も最初は暗中模索です。

今日のグリーンパイソンです。
2014年2月13日のグリーンパイソンです

「オビハスカイに咬まれたぐらいで記事になるのだろうか」、
と思っていらっしゃる方も多いと思います。

確かにオビハスカイは小さなヘビです。
が、咬む時の歯は鋭く、
(おそらくカエルを呑む時に膨らんだカエルに穴を開ける、ハブモドキのようなものではないでしょうか)
刺さるとかなり痛みを感じます。

が、危険なのはそれだけではありません。

彼らは一度喰い付くとチョボチョボ水をかけたぐらいでは全くひるまず、
さらに咬む力を強めてきます。

さすがに水道水でジャーーーとすると離してくれますが。

しかし、さらに本当に危険なのはそれではありません。

おそらく、少なくとも私の体内においては、
抗原性の高い唾液によって局所的に激しいアレルギー反応を生じます。
私の調べた限りでは「後牙類」あるいは「毒がある」という記述はありませんでしたので、
抗原性の問題だと思います。
(抗原性は、アレルギー反応の起こしやすさのようなものです。)

アナフィラキシーショックという言葉をお聞きになったことはあるでしょうか。
それは「蜂に刺された1回目より2回目の方が危険」という話に通じます。

人間の体は免疫反応という形で外部から守られています。
体の中に入ってきた異物や微生物に対して、
それを「抗原」とみなし、抗原を倒すための「抗体」が作られます。

が、一度抗原に対し免疫的な反応が発生して抗体を作るようになると
(これを「感作(かんさ)」と呼びます)、
次に同じ抗原に出会った時には
爆発的な量の抗体、およびそれに関連する物質を作るようになることがあります。

全身が紅潮し、呼吸困難、血圧低下などの症状を呈し、
命に関わることもままあります。
本来体を守るための免疫システムが過剰に働いてしまう状態であり、
これがアナフィラキシーショックです。

アレルギーといったらくしゃみ、鼻水などを思い浮かべられると思いますが、
あれの激烈なものが指に起こったと想像なさってみてください。

咬まれて5分程度の時間が経った頃でしょうか。
指は真っ赤に腫れ上がり、腫れ上がった結果じんじんと痺れてきて、
関節を動かすこともままならなくなりました。
指がパツンパツンに腫脹し、関節が広がっているため、
茹でたてソーセージのようです。

それまでの経過を平たくご説明すると、脱皮不全の処置をしようとして2回咬まれました。
左手の親指と右手の薬指です。
このうち左手の親指は処置が遅れたため、より強く腫れ上がりました。 
 
オビハスカイのオス、脱皮不全です。
オビハスカイのオス、脱皮不全

よく見ると、ウエット部分として使っていた水苔がすでに乾いてしまっています。

左手親指です。
手元にあった水をかけたので滲んでいる部分も多いですが、
周囲にまたベチョベチョ血液が付いてしまいました。
オビハスカイに咬まれた左手親指

右手薬指です。
咬傷部分は腫れ上がり血流も乏しくなって、
白く浮き上がって見えます。
オビハスカイに咬まれた右手薬指

オビハスカイ、処置後です。
処置後のオビハスカイです

せめて、フードを見せてください
オビハスカイのフードを広げた状態です

 昨日の飼育スタイルに追加として、もっとはっきりとした
ウエットボックスが必要なのかもしれません。

あとは、今回は1回目の抗原曝露で、
次に咬まれた時に本当にアナフィラキシーショックを起こすかもしれません。

今後咬まれないように十分に注意することと、
万が一の時の「エピペン」の常備を考慮します。

(「エピペン」:アドレナリンを含んでおり、
ハチ毒などでアナフィラキシーショックを起こす可能性が高い患者さんに対して
処方される薬です。
医療機関へ搬送するまでの繋ぎとなります。)

オビハスカイはその美しさの割にあまり情報もないので、
一応私の家での環境をご紹介したいと思います。
無論、家の中は家の数だけ異なる環境が存在するので
私の飼育方法が絶対だということはありませんが、
少しでも何かのご参考になれば・・・と思います。

オビハスカイは中国原産で、その怪しげな色合いから、
「チャイニーズゴーストスネーク」とすら呼ばれます。
敵と出会うと、身体を大きく見せるために首のあたりの鱗の皺を一気に広げ、
これが「フード」と呼ばれます。

長期飼育は困難で、繁殖に至ることも困難と言われているようです。

今回、そろそろ飼育を始めてから1か月程経ちました。
まだ、到底長期飼育とは言えない段階ですが、
これからも生存し続けて繁殖に至る・・・夢の夢です。

家に来た個体たちの非常に良かったところは、
自作の冷凍ウキガエルにも容易に餌付いてくれたところです。

目の前でユラユラ揺らすと、喜んで飛びついてきます。

ウキガエルは正直経時的な生存率の低下が目立ち困っていましたが、
こちらもコンスタントに供給できるようになったので非常に助かりました。

個体によってはウキガエルなども見向きもせず、
生きているトノサマガエルやダルマガエルしか食べないものもいるようですから、
むしろ私が幸運だっただけかもしれません。

1回につき、オビハスカイ1匹に対しウキガエル2匹程、これを週2回行っています。
後は、水草でウエットな部分を作り、水容器の水は絶対に切らさないよう気を付け、
朝夕と軽い霧吹きを行います。
床材はヤシガラです。

概ねこんな環境で飼っています。
オビハスカイの飼育環境


飼育部屋の真ん中に置くとどうしても気温が高くなってしまうので、
廊下との通風経路付近に置いてあります。

オビハスカイの自然下での生息写真を見ると、
湿った腐葉土の上に静かに生きているようです。
そしてまた、
「カエルが元気に生きていける環境はそれを食するオビハスカイにとっても良い環境」
であるとも言えます。
カエルの生きていける生息環境を真似したらよいのではないかと思っています。

日本での、梅雨に肌寒い日があるような、そんなイメージです。

餌に喰いむらがあるという話も聞いていましたが、
実際飼い始めると概ねコンスタントに摂餌してくれています。 

オスの近況です
ムシャムシャ
オビハスカイオス、食欲旺盛です


メスの近況です

モガー
オビハスカイメス、ひょうきんな表情です


モグモグ
オビハスカイメスも食欲旺盛です


 

今朝のことです。

いつも通りオビハスカイのケージの霧吹きをしようとしたのですが、
メスの動きが変です。

変、というより動かないのです。

死んでるのかな・・・と思いつつくとわずかに体を動かします。
が、全身はだらりと力が入っていないように見えました。

長期飼育が困難であるということは知っていたが、
もう、死んでしまうのだろうか・・・ 
オスももう間もなく、なのだろうか・・・

せめて今のこの美しさを写真に遺しておこうと何枚かシャッターを切りました。

顔だけ見るとさほど違和感はありませんが・・・
オビハスカイのメス、顔アップ

全身を見るとどことなくだらりとしている印象を与えます
オビハスカイのメス、全体像

オスも、同じようになっていく可能性は低くないと思い、横顔を撮りました。
オビハスカイのオス、横顔

帰宅すると通販で購入したウキガエルが届いていたので、
ガットローディングのことなどは何も考えず
まずオスにウキガエルを与えました。

!!
吻端の脇に置くと、早速様子を探っているようです。
食べる!と直感した私がカメラに手を伸ばして振り返るまでの間に、
オスのオビハスカイは口にウキガエルを咥えていました。

決定的瞬間です!
オビハスカイのオスがウキガエルを咥えた

黙々と食べていきます
オビハスカイのオスがウキガエルを食べていく

そして、さらにうれしいことには、諦めかけていたメスもカエルを咥えました。
その瞬間もカメラに収めることができました。
オビハスカイのメスがウキガエルを咥えた

オビハスカイはカエル食であることから推察されるように、
やや低温、多湿環境で飼うことが必要だと言われています。

飼育部屋の中でも比較的温度が低いところに置いていたつもりでしたが、
日によっては温度が上がっていたかもしれません。
今までの置き場よりさらに2℃程度低いところに
プラスチックケージを移動させました。

今後の動向に注意していきます。

カエル喰いの「変態ヘビ」として知られるオビハスカイが
私の家にやってきて1週間近く経とうとしています。

カエル喰いとのことですが、
まず餌が悩みどころでした。 

トノサマガエル、ダルマガエルなどは好んで食べるようなのですが、
水棲、樹上性のカエルには何の興味も示さないという話も聞きました。

生体をキープしていたショップに餌は何を使っていたかをお聞きしたところ、
「僕が春に自分で捕獲したトノサマガエルを冷凍したもの」とのことでした。
この時期、それは厳しい・・・。

ということで通販でも比較的手に入りやすい
ツメガエルとウキガエルを試してみることにしました。
どちらも地上性ではありませんが。
活餌をキープするのなら、「餌の餌」もいるだろうということで、
レッドローチのピンヘッドサイズも注文しました。

まずツメガエルを購入して試しましたが、全く反応なし。
顔の横でピョンピョンしていても意に介する様子もありません。
ナミヘビで目はいいはずなので、
「食べるに不向きなカエル」として認識されたのでしょう。

では、次のウキガエルです。
これは何故かヒットしたらしく、
丸一日の間にオビハスカイ2匹ともカエル3匹を食べきっていました。 
ヤシガラや水苔の影に隠れている可能性は否定できませんが・・・。

幸い、変態ヘビのお口に合う餌を見つけることができました。
同じカエル喰いでも、水棲のカエルにのみ反応するもの、
樹上性にのみ反応する場合などいろいろあるでしょうし、
個体の嗜好もあるかもしれません。

正直、「長期飼育という以前に餌付かないんじゃ・・・」という不安を抱えていましたが、
何とかこの問題はクリアできたようです。

メスです。
以前、手触りをスベスベなどと表現しましたが、
これはもはや絹の手触りです。
オビハスカイメス、絹の手触り

一方のオスです。
光の当たり方で、青紫にもグレーにも見える、
非常に独特な色です。
 オビハスカイオス、美しい色彩
これが、特徴的な「フードを広げる」という威嚇行動です。
オビハスカイオス、示威行動 

見た目はとにかく美しいです。
「チャイニーズ・ゴースト・スネーク」と表現されるような幽玄の美です。
そして、威嚇のためのフードを広げる行動。
サイズも50㎝程度とさほど大きくはならない。
何て魅力的なのでしょう。

ではどこが変態なのでしょうか。
それは、カエル食だということです。

しかも、樹上性、水棲のカエルには見向きもせず、
地上性のカエルにのみ興味を示すというこの頑固さ。

今もヘビの顔の横でアフリカツメガエルがピョンピョンしていますが、
完全無視です。
しかも、食いにかなりむらがあるそうです。

ショップでキープされていた間、何を与えていたかをスタッフさんにお聞きしたところ、
「春に僕が捕まえてきて冷凍していたトノサマガエルです」と言われました。

トノサマガエルの通販などがあればいいのですが、
あるにはあるが時期的な問題からかサイズの大きなものしか売っていません。
春先になれば小さいカエルも手に入りやすくなると思うのですが・・・。

今、注文したウキガエルが届くのを待っていますが、
これも餌付くかどうかかなり不安な気がとてもしています。

何とかピンクマウスでも強制的に食べさせたら・・・と思われる方もいらっしゃるでしょうが、
彼らの消化器はカエルを消化できる程度の能力しか持ち合わせていないのです。

海外でもいろいろ試みられていますが、
繁殖はおろか長期飼育すら困難であるといわれています。

餌や環境を始めとして、できる限りのことをしていきます。
 
メスのオビハスカイです。
オビハスカイの色には赤系統、青~紫系統の2種類があります。
以前、色は雌雄によって決まるのだと言われていましたが、
現在では必ずしもそうではないとわかってきています。オビハスカイ全体1

全体的な手触りがとてもしっとりしています。
カエルの生息地である湿った環境に適応したものだと思われます。
オビハスカイメス、全体2


フードを広げて威嚇しているところです。
オビハスカイ、フードを広げたところ

一方、オスのオビハスカイです。
オビハスカイオス

青紫、という言葉で括るのも憚られるほど、
不思議な体色をしています。

 

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